SB新書<br> 財務官僚の仕事力 最強官庁の知られざる出世事情

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SB新書
財務官僚の仕事力 最強官庁の知られざる出世事情

  • 著者名:榊原英資【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • SBクリエイティブ(2015/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784797377590

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内容説明

「われら富士山、他は並びの山」――日本の最高学府である東京大学を優秀な成績で卒業したエリートが集う霞が関で、財務省は大蔵省時代から他の中央省庁を見下ろしながら“最強官庁”を自任してきた。実際、税金と各省庁の予算を牛耳り、霞が関で群を抜く権力を保持している。そんな財務省の官僚たちの仕事の実態は、世間一般レベルでは「ブラックボックス」と化しており、あまり知られていないのが実情だ。日本最高峰の頭脳は一体どんな仕事をしているのか、そしていかに思考を働かせているのか。財務省(大蔵省)時代は「ミスター円」として活躍し、財務官僚の生態と現場を知り尽くす著者が、豊富なエピソードを交えて、そのとてつもない仕事力を伝授する。官僚たちの生活、永田町との関係まで、これ一冊で財務官僚のすべてが分かる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まゆまゆ

3
省庁の中の省庁といわれる財務省とは一体どんな組織なのかを解説した内容。こういうポストを経て出世していくと解説されてもわかる人にしか分からんのだろうなぁ…なぜタイトルに仕事力と入れたのか理解に苦しむww2015/10/08

まる@珈琲読書

1
★☆☆☆☆■感想:タイトルと内容が不一致という印象。『財務官僚の優秀さと出世事情』でいいのでは?売りたいのはわかるが紛らわしいタイトルにしないでもらいたい。「ワルじゃなければ・・・」というのも官僚が黒子として考え政治家が役者として世に出すという普通のこと。内部の人が読めば面白いのかもしれない。■メモ:財務省は金の入りと出を所管しているため他省庁に優位性がある。国家1種合格者の中でも特に優秀な人が財務省を希望。入省年次重要。出世レースに負けた人は天下り。2016/03/31

田中峰和

0
自らが事務次官に次ぐナンバー2に上り詰めた著者が、財務官僚の優秀性について延々と語り、官僚と政治家の名前が数百人も出てくる。筆者によると財務省は省庁の中の省庁、トップエリートらしい。毎年20数名採用されるキャリア官僚は様々な部署に配属され競争に勝った者だけが事務次官になれる。出世競争脱落者は天下りという道もあるが、政治家へ転身する者も多い。戦後50年までは21人の首相の内、11人も官僚出身者。93年の宮澤首相を最後に官僚出身の首相は出ていない。安倍内閣は19人中8人が世襲議員。実力を競える時代が懐かしい。2015/06/09

JH

0
日本は官僚が動かしているとよく言われるが、その中でも最強の官庁と呼ばれる財務省の人事や、行っている業務についてを簡潔に著した書。東京や地方のトップクラスの高校を及び東大法学部を卒業し、更に国家公務員総合職試験をトップクラスの成績で合格した者のみが入庁出来る官庁だ。私のような庶民からすれば、上には上がいるなあと感じることばかりだったが、確かに財務省の仕事自体を詳しくは知らなかったので、良い解説書であった。著者自体が元財務官僚なので、内輪話のような箇所が特に興味深かった。2015/03/17

ずみさん

0
一般の人にはほとんど馴染みのない財務官僚の実態を詳細に説明した本。 内容自体はひたすら事実の羅列で読み物としてはあまり面白いものではないが、財務官僚が官僚の中の官僚と呼ばれる所以がよくわかった。 「主計」という言葉が律令時代から今までずっと使われてきていることに驚いた。2021/03/04

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