―<br> ダメ親と呼ばれても学年ビリの3人の子を信じてどん底家族を再生させた母の話

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ダメ親と呼ばれても学年ビリの3人の子を信じてどん底家族を再生させた母の話

  • ISBN:9784048691536

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内容説明

偏差値30から慶應義塾大学に現役合格した姉(さやか)、父親のスパルタ教育のせいで思春期に自暴自棄になってから立ち直った弟(長男)、不登校状態から上智大学に合格した妹など――いま話題のビリギャル家族のすべてがわかる、何度も泣ける、本当にあった物語。不遇を極めた祖母、母、娘(さやか)と受けつがれた「折れない心」。その心は、どん底の家庭環境のなか、どのように伝えられたのか?「親族になけなしの金を生涯むしられた自分の母に、幸せな家庭を見せたい」――そう願って、母・ああちゃんが始めた夫婦生活は、すぐに冷え切り、怒声が飛び交う家に。そんななか、ああちゃんは改心し、全く新しい子育てを始めます――爆発的ながんばりを、あなたの子どもからも引き出せる、感動的な気づきを満載した内容です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あん

77
ああちゃんの子育ての基本をまとめたもの。いつも怒ってばかりで、話をしっかり聞いてあげていない自分に反省です。子供を信じ抜き、いつでも味方でいてあげられるよう、子供とともに私も成長していかなくてはと思いました。2015/08/08

H29リオのカーニバル

68
子供を育てる中心は信じること。しつけない、叱らない、理解する。その為には、自分自身を信じられないと始まらない。て、受け取った。今起こっていることって自分の行いと内面の反映なんだね。日々生徒指導に一喜一憂してる俺。まだまだ自己肯定感低いんだなあ。自分自身を信じきれてないんだなあ。2015/05/06

Miyoshi Hirotaka

66
家を守るという表現で家族の再生産を女性に押し付けた時代は遠い過去のもの。優勝劣敗の社会では、行為と結果、地位や持ち物で評価される。一方、何をしようが、どんな状態であろうが、存在することだけでうれしいと評価できるのは家族。この最低ラインを保障せず、子供のダメ出しばかりすると自分自身に対する安心や信頼が育たず、さらに上を目指そうという向上心が芽生えない。一方、夫婦も結婚を0歳として成長する子供のようなもの。子供は周りに迷惑をかけ、親を困らせて育つ。家族の再生産は夫婦の協働。一人の無関心は全体の破局に直結する。2017/08/27

かず

62
★★★★Audible。底なしの愛情で三人の子供を包みこむ。世間体を気にするのではなく、子供たちの見方でありつづける。なかなか真似できることじゃないと思います。再読予定。2018/07/01

ach¡

48
子を絶対的に信頼し、決して怒らず叱らず諭す。(コレできたら神だろっていう…)大変ごもっともな事が述べられおり、著者が情熱と愛情をもって子育てされてきたことは大いに伝わります。あまりに素晴らしい母親過ぎて途中から鼻白んだ気持ちになるのは、わたくしの歪んだ性格と未熟さ故でありましょう。ここに書かれている事をすんなり受け入れ、実践できる素直さを持ち合わせていないことが誠に残念であります。しかし自身を省みるきっかけにはなりましたので、我が子にとっての善き母を目指し、日々の忙しさにかまけず(これ重要)精進致します。2015/09/05

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