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内容説明
日本で初めてエベレストの公募登山隊を組織した近藤謙司が語るガイド登山の素晴らしさ。
ヒマラヤ登山の第一線で活躍してきた近藤謙司が、自らの国際山岳ガイドとしての半生を綴った読みもの。
春と秋はヒマラヤで高所登山、夏はヨーロッパ・アルプスでガイド、そして冬は日本の雪山でバックカントリー・スキーやスノーボードと、世界を視野に入れて活躍してきたガイドだ。
日本食をベースにした献立や日本語でのシェルパとの意思疎通など、いつも日本人を意識したガイドは、若い人から中高年のクライアントまで幅広く定評がある。
その人気の秘密はどこにあるのか、危機管理のノウハウも含め、近藤謙司が半生を語る。
インタビュー、構成は遭難のノンフィクションでおなじみの羽根田治氏。
ガイドの社会的地位向上に燃え、ガイドを天職と考える近藤謙司のこれまでの登山のすべてが語られる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi Totsuka
2
この人の体力って並外れていますね。最高の国際山岳ガイドさんです。エベレストに5回登っています。エベレストの北壁を冬に冬に登った人はいないのですが、彼は8,450m地点まで行っています。冬の北壁の最高地点だそうです。2013年お笑い芸人のなすびさんがエベレストに挑戦した際には、彼が同行しています。その時は、あと100mのところで登頂を断念させています。酸素が足りなかった為です。その後、4回目の挑戦でなすびさんをエベレストの登頂成功に導いています。2018/06/25
Kazyury
0
正直なところ、なんだかよくわからん本。 高山って本当に簡単に人が死ぬんだーと少々驚き。 でも、この系統なら角幡さんの方が好みの文体かな。 とはいえ、南極はいってみたいな。登山はしないけど。2015/04/21
きくりん
0
うぉー、過去に読んでいた本の登場人物とここまで関わりがあったとは(゚д゚)。今井通子(カモシカ同人)のチョモランマ北壁や北朝鮮の山。野口健のキリマ・ンジャロ(アフリカ大陸最高峰)・・・2015/03/02
ケイ
0
山岳ガイドである著者の少年時代から現在に至るまでの半生記。人々との出会いに寄って道が開けていく様子を飾り気の無い自分の言葉で書かれている。その時その時で後悔のない選択をし続ける事が大事ということ。2019/05/30