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内容説明
「十字架にかけられて死に、復活したイエスこそ救世主(キリスト)である」。キリスト教の鍵である「復活」、イエスとキリストの間にある転換点に迫り、現代におけるキリスト教の意味を問い直す、知的な冒険に満ちた書。
目次
まえがき
1 聖書をどうとらえるか
〈1〉新約聖書の成立
〈2〉福音書と書簡──イエス中心主義とキリスト中心主義
〈3〉史的イエスの問題
〈4〉イエスと原始教団の接点
2 イエスの思想
〈1〉その視点
〈2〉イエスの思想
3 原始教団の思想
〈1〉観点と方法
〈2〉原始教団の思想の分析
〈3〉原始教団の神学──神・キリスト・聖霊
〈4〉イエスの思想と原始教団の神学
〈5〉復活信仰はどのようにして成立したか
〈6〉現代の信仰のあり方
4 宗教的実存
〈1〉はじめに
〈2〉宗教的実存の立場
〈3〉宗教的実存の倫理
〈4〉教会・信仰・希望
参考文献