講談社現代新書<br> キリストとイエス 聖書をどう読むか

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講談社現代新書
キリストとイエス 聖書をどう読むか

  • 著者名:八木誠一【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061155794

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内容説明

「十字架にかけられて死に、復活したイエスこそ救世主(キリスト)である」。キリスト教の鍵である「復活」、イエスとキリストの間にある転換点に迫り、現代におけるキリスト教の意味を問い直す、知的な冒険に満ちた書。

目次

まえがき
1 聖書をどうとらえるか
〈1〉新約聖書の成立
〈2〉福音書と書簡──イエス中心主義とキリスト中心主義
〈3〉史的イエスの問題
〈4〉イエスと原始教団の接点
2 イエスの思想
〈1〉その視点
〈2〉イエスの思想
3 原始教団の思想
〈1〉観点と方法
〈2〉原始教団の思想の分析
〈3〉原始教団の神学──神・キリスト・聖霊
〈4〉イエスの思想と原始教団の神学
〈5〉復活信仰はどのようにして成立したか
〈6〉現代の信仰のあり方
4 宗教的実存
〈1〉はじめに
〈2〉宗教的実存の立場
〈3〉宗教的実存の倫理
〈4〉教会・信仰・希望
参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三上 直樹

1
1968年初出、今から50年近い昔に書かれただけに、文章の生硬さが目につく一冊ですが、内容としてはイエスの磔死とキリストとしての復活を、当時の使徒や民衆がどのように受けとめていったのか、そのことが持つ意味を解説しています。前読の原始仏教と比べた際に、考察することすらしないできたキリスト教の若さと揺らぎを感じます。2017/06/02

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