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内容説明
シャボン玉や潮の干満、キリンの斑模様など、身近な自然の不思議から壮大な宇宙のしくみが見えてくる。ビッグバンからエントロピーの法則まで、宇宙物理学を楽しむための案内。『宇宙は卵から生まれた』を改題。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あるこ
7
物理学を一切学んだことのない私には難しい部分も多々あったけれど、身近な現象を用いた説明があったので読み易かった。これからは宇宙関連のニュースをもっと興味を持って見られると思う。2016/11/06
BIN
6
同著者の「宇宙は卵から生まれた」の改訂版らしいのでちょっと注意。序盤は宇宙論等でビッグバンやインフレーション理論の必要性、渦巻銀河が渦巻いている理由などがわかりやすく書かれていて、この辺りは全く勉強したことなかったので為になった。後半はほぼ物理学(コリオリ力とかベルヌーイの定理)など宇宙に絡むんだろうけど普通の物理学の内容になってしまっている。ポーの「メイルシュトロームの渦」からの脱出をコリオリ力を利用して脱出するにはとか宇宙ではないけど面白かった。2016/11/18
Teruhisa Fukumoto
2
エントロピーやビッグバン理論などを分かりやすく解説。可能な限り数式などを用いない説明をされている。ただ、後半はやや難しくなり、読むのが大変。2017/07/04
あんさん
2
多分、本質的なところは理解できてないんだろうけれど、読んでいて楽しかった。2015/05/09
やす
2
宇宙に関する数式をほとんど使わないけど、ロジックはとことん抑えている本。インフレーション、ビッグバン、星の形成から終焉、銀河分布と現代的な宇宙論の概要は説明されている。また、その手法として保存則、エントロピー増大の法則、見かけの力、カオスとフラクタルなどなどの原理的な説明も数式抜きで本質を語ってくれる。まさにお得な書だと思う。旧版のアップデートで内容もキャッチアップされている。さて、チューリングパターンってのがでてきてようはキリンやトラの模様がなんでできたかって話だが、こんなところにもチューリングか偉大だ2015/04/27