内容説明
「『あなたって○○』と決めつけてくる人には、『あなたはそう思うんだ』と防御」「『こうしたほうがいい』とアドバイスしてくる人には『そうできたらいいね』とスルー」「プライベートを干渉してくる人には、『私のこと、気になる？』」など対人関係テク満載！姑息な上司、過干渉の親、うるさい夫、うざい友人…対人関係療法の第一人者が、苦手な人に振り回されないで、ラクに自由に生きていくためのあの手この手を教えます！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
左端の美人
17
この本は大変参考になりました！まず苦手がどういう状態なのか知る。そして自分が感じる苦手を受け入れる。相手になんらかの事情があることを認める。相手を変えようとするほど変わらない、とスルーする。新たな発見がたくさんあったので繰り返し読み返したいです。2016/04/30
ひろちゃん
15
ストレスで頭がぼーっとしてる時に読んだ本。苦手な人の何に「コントロール出来ない感じ」をおぼえているのか把握することが大事。コントロールしなくても困らないものに関してはスルー力も大事ってことが書いてあって印象に残りました2022/09/15
銀の鈴
15
あまりにキャッチーなタイトルですが、柔らかく読みやすくしてくださっているのがよくわかります。水島先生の言いたいことは、コントロール感覚、自分でなんとかなるんだなという感覚を持つことにあるというなんですよね。トラウマに関しての一般向けではない本でも、なんとかなる、という感覚が大切と。自分も相手もあるがまま、頑張ってるのを認めてあえる関係が心地よい。実践は難しいのかな。2019/02/14
西嶋
15
「苦手」とは「コントロールできない感覚、恐れ」という説明にとても納得！そしてコントロール感覚を少しでもつけることで苦手意識を克服する方法についても、得るところが少なからずあった。2016/05/27
gill
13
大変ためになりました！デリカシーがない/不躾な物言いの人に苦手意識を持つことが多くて手に取ったのですが，原因が分かってぐっと楽になりました．こういう人たちは自分と違う行動原理で「コントロールできそうになくて不安になる感じ」を煽るから嫌な気持ちになるんですね．そもそも制御できないものを本能的に制御しようとして失敗して苛々…，という無駄を手放せました．「自分とは考え方が違うし，もしかしたら相手に何か事情があるのかも」と構えれば，気持ちも楽で大人な対応がしやすいですね．会社での人付き合いに活かしたいです．2018/07/07
