内容説明
旅行会社でツアーの企画を担当する「僕」は、ツアーのネタを探して世界中を飛び回っていた。ある日、航空機の給油のために西アフリカの小国、ブルキナ・ファソに立ち寄った僕が経験した不可思議な出来事とは――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aoi
2
実際にある国だとは知らなかった。なんとも神秘的?な名前だ。一応ホラーらしいのだが、怖いというより寧ろ不思議系と言ったところか。折角の題材なのだから、もっとドロドロ、死もわんさかで良いと思うのだが。中途半端で終ってしまった感が強く残念。2018/07/14
そら。
1
第3回日本ホラー小説大賞短編賞佳作。1話が約100pの短編2作。世にも奇妙な物語のような作品。音信不通になってしまった人がお薦めしてくれていた本。。 「ブルキナ・ファソの夜」は泥のモスクの描写から始まりマリ、テゥアレグ、バマコと最近読んだ本と舞台が同じで情景浮かんでくるようで得した気分。人知を超えた何か。それはないだろうと思い込んでるだけであるのかもしれないなぁ。 話しを売るお店「ストーリー・バー」。真実なのか、頭の中で世界に入り込みすぎた事によって映し出された想像上の出来事だったのか。面白かった。2017/09/30
丸山政也
1
素晴らしい筆力で、これがホラ大の短編賞佳作とは信じられない。かつてはレベルが高かったのだなあと思わされた一冊。2014/10/01
miroku
1
幻想的な作品。「世にも奇妙な・・・」的ですね。2010/04/07
zxcvdayo
0
あんまり神、神言われるとなんか安っぽく感じちゃうしむしろラストは語りすぎだろって点でもったいなくはあるけど表題作の雰囲気、幻想感ほんとヤバいしこれで寡作なのか2014/10/17