ちゃんとした音楽理論書を読む前に読んでおく本

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader

ちゃんとした音楽理論書を読む前に読んでおく本

  • 著者名:侘美秀俊
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • リットーミュージック(2014/12発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784845625512

ファイル: /

内容説明

本格的に理論を勉強する前にこの本で少し予習しておこう

音楽理論を学びたくて理論書を読み始めたけど、途中からわけがわからなくなって結局放り投げた……。そんな経験を持つ人は多いでしょう。また、これから音楽理論を学ぼうとする人が、ほとんど何もわからない状態からいきなり本格的な理論解説に直面したら、きっと面食らってしまうはず。本書は、そういった従来の音楽理論書の敷居を一気に引き下げ、理解への架け橋となるべく作られた読み物風の入門書です。まずこの本を読んで音楽理論に対する必要最小限の予備知識を頭に入れておけば、そこから先、ちゃんとした音楽理論書を読んだときの理解度が飛躍的に向上すること間違いなし。やる気のある人にこそお勧めの1冊です。

*この電子書籍は固定レイアウト方式で作成されています。文字の拡大・縮小や、検索、ハイライトなどの機能は利用できません。

目次

【CONTENTS】
■五線と音名
■倍音と音程
■音階(スケール)
■調性(キー)
■和音(コード)
■機能とケーデンス

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hide

7
倍音、音階、コードなど音楽理論の初歩がわかりやすく解説された本。理論が少し分かるだけでも、音楽の楽しみの幅が広まる気がする。 しかし、わざとだろうけど導入の日常会話パートが壊滅的に面白くない笑2021/04/14

mit

7
これは画期的に読みやすい音楽理論の入門書ではないか。五線譜の説明から、音程、音階、調性、和音、コード進行まで、超初心者用だが最後のノンダイアトニックコードなど初心者には難しそうな例が含まれている。知識の羅列ばかりの楽典の本だと独習が苦痛だが、本書の解説は先生と生徒のくだらない日常会話から入って、基本が納得できるようクドいほど丁寧に説明されているため、取りあえず最後まで読み進めて分かった気にさせてくれる。ここまでくれば他の楽典の教科書もそれほど苦にならないだろう。但しリズムの説明は薄いので他で補う必要あり。2015/06/12

(k・o・n)b

6
かれこれ10年以上音楽をやっているのに一度も理論面を勉強したことがないのは如何なものかとふと思い、ゆるい表紙から一番敷居が低そうに見えた本書をまずは手に取ってみた。しかしいざ読んでみると見た目に反して、想像以上に「ちゃんとした」良い入門書。重要な点は繰返し述べられ、各章末にまとめが付き非常に親切。ピアノアプリで音を出しながら読んだので時間はかかったが、何かを勉強して知識を付けていく感覚は久しぶりで楽しかった。何となく全貌は掴めたが、まだ知識の定着があやふやなので本書を片手に勉強を進めたい。2021/05/30

ゆたか

2
「オッタマジャクシ症候群」(p.10)の克服のために今年は音楽理論を勉強すると決めていたけれども、ちょうど良いタイミングでこんな本が出版されていた。書名に偽りはなく、これでもかと言わんばかりに分かりやすい説明がなされる。読んでいて楽しかったし、難しく思われる所も繰り返し読めば理解できる点は、自分がこれまで手にとっては挫折してきた理論書とは一線を画している証左だと思う。ただ、「短音階の3番目の音を出発点にしたものが短音階」(p.98)ってあってるの?長音階でないの?自分の理解力が悪いだけかも知れないけど…2015/01/06

tempra_chan

1
音楽鑑賞するために理論に知りたかったので読んだ。DTM初心者向けのブログで紹介されていた。音名から倍音・キーやコードなど(たぶん)網羅的に触れられていたにも関わらず、その全ての要素に簡潔な理由が付けられていて読んでいて迷子にならなかった。本書のターゲット読者として大満足だった。2019/07/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9036282
  • ご注意事項