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内容説明
「つながるバカ」につける薬とはなにか?
「自分にとって不要な人間関係ならば、容赦なく縁を切るべし!」──そう断言するネットニュース界の第一人者が、自らの「諦観」の根源を初めてさらけ出した問題作。ネットでもリアルでも、「つながる」ことは本当に幸せなのか? ネット上の豊富な事件簿や自身の壮絶な体験を赤裸々に振り返りつつ、本当に重要な人間関係とはなにかをあらためて問う。SNSを中心にはびこる「絆至上主義」に一石を投じる渾身の社会批評。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あちゃくん
60
中川淳一郎氏の独白。第4章が重たかったな。2017/11/12
アコ
32
おもしろい。「自分にとってムダだと思う人間はバッサバッサ切っていいし、敵意を持っている人間を味方にする必要もない。(略)なぜなら人生はあまりに短く、人間はあまりにも多いからである。」という言葉は本当にそう。出会いが容易なネット時代だからこそ沁みる。人は出会いによって成長し、道が切り拓かれるからこそ、『人間関係×自分の幸せ』がなにかを考えることが大切であると説く。悪口めいた体験談が多い毒舌調は好みが分かれるだろうけど、わたしは好き。ストレートでブレない物言いは気持ちよくすらあるし、読みやすい文体も◎2018/05/15
リキヨシオ
29
個人的な事で最近「ヤ〇ーリアルタイム検索」を覚えた!この本を読み終わた時このサイトがログインできなかった…だから本の内容の一部を試してみた…「twitter・やめます」で検索してみると「Twitter、やめます」という呟き公開している人が多くて驚き!さらに、その殆どがその後ツィッターをやめていないし「やっぱり続けます」もなく、淡々と今まで通り呟いている…まあ冷静に考えると本気で辞めようと思う人は、すでに辞める事を決意しているし、決意したからには誰かに相談する人は少ないしな…と自分の前職のケースを思い出す。2015/08/26
壱萬弐仟縁
28
著者は1973年生れで団塊ジュニアの大競争世代のため、かなりエゴイスティックな叙述は否めない。世代がそういう書き方にさせているといえばそれまでだが、違和感を覚える世代もいるだろう。その最たるものは、著者は子どもが要らないと書いている(91頁)。それはそれでDINKSとかDEWKS なので価値観としてはあるが、違和感を覚える読者もいることはいるのだろう。2015/07/08
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
28
縁の切り方というギョッとするタイトルですが、読んで見て納得の部分も多々ありました。縁は大事にしなければいけませんが、お金を返さない人、失礼な態度を取る人等は時には心を鬼にして縁を切る必要な場合も有ります。人間関係で悩んだ時に、縁を切るそれも必要な判断かもしれません。2015/01/31