講談社文庫<br> 探偵の探偵

個数:1
紙書籍版価格
¥649
  • 電子書籍
  • Reader

講談社文庫
探偵の探偵

  • 著者名:松岡圭祐【著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 講談社(2014/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062779845

ファイル: /

内容説明

調査会社スマ・リサーチが併設する探偵学校スマPIスクールに、笑わぬ美少女・紗崎玲奈が入校する。探偵のすべてを知りたい、しかし探偵にはなりたくない、という玲奈、なぜ彼女は探偵学校に入校したのか? スマ・リサーチの社長・須磨康臣は、彼女の驚くべき過去をつきとめる。須磨は玲奈の希望を鑑み「対探偵課」を設けた。紗崎玲奈はひとり、悪徳探偵を追う“対探偵課探偵”となった。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yunemo

406
このスピーディーな展開に引き込まれます。新ヒロインの出現に新たな松岡ワールドを楽しめそう。「社会には非法であっても正しい行為がある」との想いで、ダーティーな面を兼ね備え、暴力的な行為も辞さない「紗崎玲奈」、新たな展開が楽しみ。今までのヒロインからどう変化させていくのでしょう。第一作から魅力度は満点。ただ、いろんな場面で出てくる薀蓄にはちょっと辟易という気持ちも残るのですが。自衛隊、カウンセラー、鑑定士、添乗員に続く探偵という職業、それも業界洗浄という使命を持って。この設定にも新鮮さ、今後に期待感増。2014/11/24

takaC

362
読みだしたらあっという間だったけれど、話につられて体があちこち痛い気がする。きっと、琴葉はこれでお役御免ってことはないんだよね?2017/04/05

勇波

354
相変わらず安定品質の松岡作品新シリーズです。今作主人公のセリフ「探偵は事件なんか解決しない」。。個人的に大いに感動。某古本屋の一味みたいだ。探偵は神であり、粉砕・殲滅するのみである(笑)2015/04/05

ソルティ

272
ドラマも見てて不穏だけど惹かれるなーと思ってましたら原作もそんな感じ。不穏で全く心休まらない、対探偵課の主人公紗崎玲奈。こんな業界誰も信用ならない。確かに法を遵守してたら必要な調査はできないだろうけど。不穏ながらもスリリングなエンタテインメント。続きも読む!「「(前略)ただし、確証バイアスには気をつけろ。先入観をもって他者を観察し、自分に都合のいい情報だけを集めて先入観を補強する、そんなことがあってはならないという意味だ。探偵はあくまで客観的に、正確な情報のみを収集せねばならん。それを忘れるな」」2019/06/27

bookkeeper

254
★★★★★ 再読。妹の死の影に見え隠れする悪徳探偵の正体を追求する女性探偵のお話し。 訓練を積んで能力は一線級でも、体格と筋力でハンデがあり、相手も同様のスキルを持った同業者なので、無傷では勝てない。悪どい罠に嵌まる度に傷だらけにされてしまう。過酷な運命にも関わらず、心が凍てついていないのがまた痛ましい。ぶっきらぼうでも後輩を気遣い、妹の面影を重ねてまた危機に。 このスキルを持ったまま過去に戻れたら妹を救い、家族の崩壊を止められるのにと願う姿が悲しい。4巻で完結なので、ボリュームも良いですよ。2018/06/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8480583
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数4件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす