内容説明
「いわゆる従軍慰安婦問題」(※そもそも戦時中に「従軍慰安婦」など存在しなかった)の唯一の論点は、「日本軍による慰安婦の強制連行があったか否か」だった。そして朝日新聞ならびに同紙に追随する左翼文化人は、30年以上にわたって「強制連行があった」という論陣を張ってきた。その朝日新聞が2014年8月5日、6日付の朝刊で「慰安婦問題を考える」という特集を組み、「強制連行」の最大の論拠としていた「吉田証言」が虚偽であり、また自社の元記者による「挺身隊と慰安婦の同一視」が誤用だと認めたことが話題となっている。だが理解に苦しむのは、同紙が虚報によって国際社会における日本の地位、名誉を失墜させたことを詫びるどころか、「これからも変わらない姿勢で報じ続ける」「自由を奪われた強制性はあった」などと強弁していることだ。 そこで本書では、膨大な一次資料を駆使して、「広義の強制性」「性奴隷制度」などの詭弁を論破する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北本 亜嵐
18
朝日新聞は「慰安婦」=「女子勤労挺身隊」を混同したのは、資料がなかったという。実際のところ、戦前の新聞には「女子勤労挺身隊」がどのような物であるかの記事がある。水間氏は「第一級資料」(新聞記事)を並べ、違いを明らかにしている。その他、慰安婦や妓生の実情が載っており、朝日新聞の虚構を明らかに出来る本であるのは間違いない一冊。2014/11/01
√る~と
5
終戦直後の大森の中村病院で起きた事件は大変に驚く。慰安婦問題は誤り、謀略だと判っていたが、真実が具体的資料と共にたくさん示されていて驚きます。「日本人は江戸時代から欧米人の非人間的な奴隷売買や不当な奴隷の扱いをきらい、憎悪を抱いている」そんな先達に対して「女性を強制連行して性奴隷の扱いをした」などと非難するなんて。戦後70年目の今度の首相談話では是非とも真実を語ってもらいたいものです。小中高の歴史教材にぜひ。この本を読んで、先祖に対しても、私たちの子孫の未来に対しても胸を張れるようにしていきましょう。2015/02/25
エックスマス
4
朝日新聞は良い資料をお持ちのようなのに、活用できていないようですね。やはり朝日にはジャーナリズムが無い。一次資料から慰安婦問題をよみとく良書。慰安婦は性奴隷ではなく強制連行されても無いのだ。2014/12/04
トッド
2
【全てブーメラン】日本は100年以上昔から人種差別反対を世界に訴え先進国で唯一奴隷制度に反対してきた誇れる国です。朝日新聞のいい加減な報道と吉田清治他の虚言詐欺師や売国奴記者には国の面子を潰され国民・国会・内閣を洗脳した罪は重い。今まで国が謝罪賠償してきた金は全て彼らに支払って貰わねばならない。韓国慰安婦40中21は自分の意志で15は親に売られ2は朝鮮人拉致で遊郭、残り2の大騒ぎしてる方が元妓生だったのは爆笑。米兵の強姦好きも困ったものですね。優秀な日本人には愚民の中韓朝に援助し助ける使命があるのかもね。2016/08/10
そーすけ
1
戦時中のプロパガンダ報道を引用して、「真実」に迫れるはずがない。中国や朝鮮・韓国へのヘイトが含まれる。あとがきで唐突に余地能力の話を始めるオカルト本。2019/06/11