内容説明
人生の壁を超えるための、勇気と情熱をあなたに。
「僕だって、描くんだったら一位になりたいんです」
「原稿料は絶対に上げないでください。仕事がこなくなります」
「僕は描きたいんです。描くことなら、いくらでもある」
「頼むから仕事をさせてくれ」
「漫画の神様」と呼ばれた巨匠、手塚治虫。
彼が遺した言葉と、その背後にある人生哲学とは。
生涯で15万枚もの原稿を描き上げ、アニメーション制作に奔走し、入院中もペンを握っていた手塚氏。情熱のまま自分の可能性に挑戦した彼は、その地位や才能に甘んじることなく、常に努力をし続けました。
亡くなる直前まで限界に挑んだ手塚治虫が遺したのは、人生を「本気で生きる」ためのメッセージ。決して平坦ではない人生を、前向きに送るためのヒントを見つけられる1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
0607xxx
9
漫画ブラックジャック創作秘話を読み、今まであまり興味を持たなかった手塚治虫に凄く惹かれ、手に取った一冊。才能に甘んじることなく常に努力し、仲間を大切にし、信念を貫き、最後まで情熱をもつ姿は、凡人の私は見習わなければならないと確認させられました。2014/10/27
ラッキーと散歩しながら…
2
やはり手塚治虫さんはすごいの一言。2014/12/14
Pudding
0
とても読みやすく手塚治虫が解説されています。プロ、職人という言葉がぴったりハマる手塚氏。見習います。2017/11/12
ふかし
0
いろんな映画を見ていろんな本読んでいろんなことやろう!2016/05/01
ソノダケン
0
手塚プロダクション社長による本。手塚治虫のワーカホリックぶりは有名だが、あまりに仕事熱心すぎて「依頼を断る」とゆう選択肢がなく、周囲を巻きこんでズタボロになる様は滑稽ですらある。好奇心のつよさは怪物的で、仕事場ではテレビと音楽を同時に流し、それを貪慾に吸収しながら作業した。2014/11/23