講談社現代新書<br> ふしぎな国道

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講談社現代新書
ふしぎな国道

  • 著者名:佐藤健太郎【著】
  • 価格 ¥1,023(本体¥930)
  • 講談社(2014/11発売)
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  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062882828

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内容説明

空気のように、非常に身近でありながら、ほとんどその存在を意識されることのない「国道」。実は、この国道には不可思議なことが数多く存在する。・国道246号は存在するのに、国道60号や国道99号がない ・圏央道やアクアラインは高速道路なのに国道指定されている ・車が通れない商店街や階段が国道指定されている ・同じ国道なのに複数のルートがある 「国道マニア」として知られる著者が、こうした様々な謎を解き明かす。(講談社現代新書)

目次

余はいかにして国道マニアとなりしか
第1章 国道の名所を行く
階段国道/登山道国道/曲がりきれない急カーブ/エレベーター国道/日本唯一のダート国道/アーケード国道/巨大建造物系/国道の始まる場所/高速道路から国道になった道/海に消える国道/海の上を走る国道/消えゆく国道名所
第2章 酷道趣味
道路趣味の最大勢力/酷道はなぜ存在するか/酷道の分布/国道25号/国道152号/国道157号/国道166号/国道265号/国道308号/国道352号/国道410号/国道418号/国道425号/国道439号/国道488号/消えていく酷道/酷道の魅力
第3章 国道の歴史
国道とは何か/大正以前の国道/国道第1期生/国道の規定/国道の追加と昇格/指定区間と補助国道/国道網の拡大/今後、新たな国道は生まれるのか?
第4章 国道完走
国道完走/国道238号/国道121号/国道122号/国道361号/国道423号/国道191号/国道317号/国道324号/車載動画
第5章 レコードホルダーの国道たち
最長国道・最短国道/最長・最短県道/国道最高地点/広い国道・狭い国道/国道の重複区間/国道5差路/橋とトンネル/最も交通量の多い国道/最高速度・最低速度/最も急な坂/最長の直線区間/最も多くの県・県境を通過する国道/最も道の駅が多い国道/離島を行く国道
第6章 国道標識に魅せられて
国道標識撮影/おにぎりさまざま/おにぎりに見る地方色/珍品おにぎり/国道の重複区間/だんご県と非だんご県/重複タイプと交差タイプ/3連だんごたち/青看内おにぎり/他
第7章 都道府県道の謎
都道府県道とは/主要地方道と一般都道府県道/都道府県道いろいろ/都道府県道の番号/ヘキサ標識/県道の名称
第8章 旧道を歩く
変化する国道/旧道のルートを探る/旧道を探す/旧道を歩く/旧道の証を探す/旧道に残る国道標識/旧番号の痕跡はあるのか?/道路元標を訪ねる/大正の道路元標/他
第9章 深遠なるマニアの世界
国道グッズコレクション/おにぎりグッズ/58号のアイテム/ネット通販で手に入る品/歌になった国道/昭和歌謡に見る国道/沖縄のマザーロード/生まれ故郷の歌/他
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

295
国道マニアの著者が国道について書いた1冊。鉄道はマニアが多いイメージだが国道もそれに負けず劣らず奥の深い世界だなと思った。非国道で大阪東京の話は余談だが面白かった。2015/06/01

はっせー

144
再読した!本当に面白かった! 昔から地理が好きだったので国道には興味があった。だが私の周りには鉄道が好きな人はいるが国道が好きな人がいないのでここでの話は本当に勉強になった。国道409号線が東京アクアラインということが知らなかったので本当に驚いた。また酷道は日本にあるがどんどん減ってきている。そんな酷道に駆り立てるものはおそらくノスタルジーではないかと思った。ここの部分は鉄道マニアの秘境駅に行くのと同じではないかと思った。また国道についての本を読みたいと思った!2020/02/02

へくとぱすかる

112
酷道マニアという存在は知っていましたが、国道全般を趣味にした本は初見。旅行ガイド的でなく、入門編としてマニアック度が抑えてあり、「こういう楽しみ方もあるんだ」と、楽しく読み終わりました。最近ようやくクルマの運転にも興味を持てるようになりましたが、国道をたどる冒険家になるには、まだまだ覚悟が必要みたいですね。左京区の百井別れの紹介がうれしいです。2019/05/03

takaC

89
ボクの国道友だちであるサトケンが書いた本。結構面白い。2015/12/01

yutaro13

71
ドライブしていて道路について気になったので手に取った本。世の中には著者のような国道マニアが存在するらしい。国道の歴史、名所、標識、うんちくまで、久々に読んでいて楽しい本だった。国道マニアには有名な階段国道(339)、ダート国道(458)、アーケード国道も初耳なら、酷道(悲惨な整備状態の国道)なる言葉も初めて知った。私は環七と環八という立派な道路に挟まれたエリアに住んでますが、こいつらはどちらも国道ではなく都道、会社からタクシーで帰るときに使う第二京浜は栄ある国道1号だったりします。どうでもいいですね。2021/03/29

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