富士見L文庫<br> 月影骨董鑑定帖

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富士見L文庫
月影骨董鑑定帖

  • ISBN:9784040703718
  • NDC分類:913.6

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内容説明

東京谷中に居を構える白藤晴には、骨董品と浅からぬ因縁があった。そんな彼のもとに持ち込まれた骨董贋作にかかわるトラブル。巻き込まれないよう距離を置こうとする晴だったが、殺人事件へと発展してしまい……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

67
はじめて読む作家さん。び、びーえるっぽい気配がする……。うぅ……、頑張って読むー。谷根千は好きな土地で、舞台にした本も色々好きなのがあって。だけどこの本は少し薄暗くて、観光地ではなく人が住んでいるお寺の街なんだなあと改めて思いました。色々ワケアリっぽい三人の男性達。まだ明かされていない謎が色々とあるのかも。謎自体はあんまり魅力的じゃないので残念でした。幾らなんでも下種すぎるだろう。掻き回されバラバラになってしまった家族が可愛そうです。きなこさんとわらびさんが可愛くてもっと二匹を眺めていたいなあと思いました2015/11/30

はつばあば

55
「鎌倉おやつ処・・」と同じ作者とは読み終わるまで気付かなかった。骨董品というものは高額で平民には縁の無いモノと認識していたから余計難しく考えたのだろう。それよりお墓の傍に住むいわくありげな男二人に重さを感じたのかもしれない。世の中に背を向けて暮らしていても世間はほっといてくれない。「鎌倉おやつ処・・」でもそうだったが血の繋がらない親戚でも幼馴染でも、友人がいてくれるってことが一番のメインだと思う2019/09/03

カナン

51
最初からここまで訳アリ感出す必要ある?ってぐらい、すっごく事情抱えてますっていう雰囲気の主人公晴と、同居人&幼馴染。皆結構いい歳なのに、やり取りや表紙絵が非常に若々しくナイーヴ過ぎて最後まで違和感が残る。事件は特にインパクトがあるものではなく、ひたすら直情型の蒼一郎に振り回される苦労性の晴と、我が道を行く国崇。犯人探しも犯行理由も呆気なく、ぶっちゃけ骨董に関する蘊蓄もあまり関係なく、欝々とした晴の過去と彼の挫折話を少ない語彙で執拗に繰り返すので延々と似たようなシーンが続きます。一冊目でもうおなかいっぱい。2016/11/04

30
棚にあったので手にした初読みの作家さん。さくさくと♪3人のキャラがハッキリしてて読みやすかった。あたしは国さんが一番好みでした。お話しは何となく読了…。2015/11/06

ううち

28
初読み作家さん。物憂げな主人公の性格のように淡々と話が進み、メインのキャラも好き嫌いが分かれそうだけど、自分は嫌いじゃないです。骨董にまつわるウンチクがたくさんあって面白かったです。質素な食事もなかなか良いものです。季節外れだけど鍋いっぱいのおでんが食べたくなりました。2015/06/12

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