内容説明
「年齢を重ね、夫婦関係、親子関係、友人関係……と対人関係が変化。さらに体調が変わり、からだの変化、それに伴い美容やファッション、さらに食や暮らしが変化していきます。そのような変化をどうとらえ、対応していったのか、を現在60代半ばをすぎた伊藤緋紗子さんが本音でつづった1冊。今の伊藤さんの偽りのないありのままの日常の暮らしと、年齢を重ねていきついた「思い」の記録です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yuko nomoto
4
本屋で見かけて懐かしさに思わず手に取った一冊。 20代から30代前半にかけて、伊藤緋紗子さんのエッセイをよく読みました。 あの頃、「可愛さ」より「大人の女」に憧れていた私にとって、バイブルのような存在でした。あれから20年余り…。見せかけの美しさより高い精神性と知性を持つこと、集団の勢いに身を任せるのではなく自分自身の価値観を持つこと、自分のすべてに責任を持つと同時に周囲の人への思いやりを持つこと、くよくよ悩むのではなく凛と前を向いて現実に立ち向かう強さを持つこと…、何一つ満足にできていないことを反省しつ2014/11/13
あおい
1
図書館本。のっけからおノロケ。いいね、ご夫婦の仲良きことは美しきかな。。。エレガントな女性のエレガンスな生活~内容からして古い著書かと思いきや、、、2014年。人間関係、からだ、美容・ファッション、暮らし、考え方のそれぞれの変化変遷と最終章では、未来について70-80代に向けて 伊藤さんからの生きるヒントをいただけます。もう母からのアドバイスはもらえない環境になり、迷い悩む事があるときも他人には聞けません。その際にはこのような先人の知恵モノを真摯な心持ちで拝読するようになるのです、ありがたいです2017/12/10
Paddle With Me
1
退院してすぐの今読むのにちょうど良いタイミングの内容。余分な事もあるのだけども、全体的に参考になるというか、『あぁそうだな』と思えることが、読みやすい長さでテーマ分けされて書かれています。年を取って、ものの見方考え方が変わってくること、老いる自分を受容しようということ、楽しく毎日を過ごそうということ、それは振り返った過去の日々を悩みながらでも一生懸命向き合ってきたからこそ、と。2015/05/27
わさび
0
ふっつーのおばさんの私にはエレガントすぎたかもしれないけど、よかったです。 アンチエイジングもけっこうだけど、背筋の伸びた白髪の素敵なおばあちゃんになりたいな、と更に思いました。2015/11/23
チョビ
0
セレブの世界を覗き見、といった感じでした。2015/05/02