内容説明
対人恐怖症の探偵・柔井公太郎と、ドS美人心理士の不知火彩音が、奈良を舞台に珍事件を解決する!「鹿に食べられた息子を探して」「制服が盗まれたのはなんで?」「国宝級の鉄剣を見つけて」など、知性も推理も手が届かぬ真相に柔井はどう辿り着くのか? 人が苦手という武器を最大限生かしたへたれ裁きが炸裂する新シリーズ、オドオドと開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょうこ
47
ちょっとはじめは読み進めるのに苦労しました。あまりにも暴力的と言うか..女性の言動が怖いと言うか..。まぁ読み進めると慣れると同時に何かしらの理由がありそうだな..。と思ったり。なんとなく続編もありそうなので続編が出るようなら多分読みます(笑)ついでに..奈良行きたい!(ฅ'ω'ฅ)♪2014/11/27
hnzwd
47
最弱の名探偵。猫背。うつむき加減。自己嫌悪。という探偵は初めてかも。ウジウジしながら指摘だけはビシッと極める感じは楽しいです。不知火先生かっこいい。ハム太郎って呼び方がたまりません。新シリーズ、、続刊に期待です。2014/11/01
夢道場
35
奈良を舞台に対人恐怖症等へたれ探偵・柔井公太郎と公太郎の主治医で探偵助手の美人心理士不知火彩音が三つの事件に挑む。てっきりほのぼの日常の謎系統かと思っていたらいきなり殺人事件⁉︎謎解きは本格推理小説好きからすればルール違反ばかりですがキャラクターで読ませる小説なんで特に気にならず続編があればまた読みたい。2014/10/16
ち~
33
探偵を生業とする「フロイト総研」の不知火彩音(美女)と、柔井公太郎(通称ハム太郎)。日々、不知火の暴力に怯える柔井は日常生活もマトモに営めないほどのダメダメ人間。だが、非常に役立つ特技を持っており…。【鹿に食べられた息子】5階の窓から飛び降りた瞬間、姿を消した男性。窓の下には大きな鹿が…。【法隆寺に隠された制服】部室のロッカーから消えた女子高生の制服が、法隆寺の鐘の下に…【海なき奈良に、イルカの呪い】蘇我入鹿を切った国宝級の刀が大学から盗まれ、院生の死体と束の部分が遺跡で発見。刀身は何処へ?2019/03/06
えりっち
29
へたれ探偵のハム太郎と、ドS心理士のコンビが事件を解決するお話。主人公の探偵が助手から驚くほどの暴言と暴力を浴びせられて、一瞬引いてしまいます(笑)2015/11/30