内容説明
この世の苦しみを超えて―――仏教が求めた「幸福」とは何か。
功徳を積み、生き方を正し、「来世の幸福」へとつなげる。
歴史に遺された仏陀の「次第説法」を検証し、その真意を現代人にわかりやすく解説する。
施論――布施を通して功徳を積む大切さ
戒論――戒律の本質と現代的な解釈とは
生天論――来世で幸福な世界へと還るために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
p.ntsk
24
釈尊が一般大衆救済の為に説いた次第説法〔施論、戒論(主に在家用の五戒として不殺生、不偸盗、不邪婬、不飲酒、不妄語)、生天論〕。この世の生き方を正し努力精進する生き方をして、徳を積みながら、来世で幸福な世界に還るという教え。仏教に限らず世界的な宗教の戒律に関してはそもそもその戒律が出来上がった背景を理解し現在の時代状況等を比較考量してみる必要があるのではと思いました。2014/09/23
とらじゃ
4
仏教の次第説法について分かりやすく説いてある。戒律については現代人にも充分適応出来るものだ。2014/09/04
りんふぁ
2
基本を学ぶため再読。2020/04/19
りんふぁ
2
施論・戒論・生天論を今一度学ぶため再読。2016/10/02
りんふぁ
1
自然葬ってどうなの?と疑問に思っていた矢先だったので、後半少し自然葬について触れてあってタイムリーでした。仏教の基本がわかりやすかったです。2015/02/22