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内容説明
山登りをするうえで、絶対に身につけておきたい危機管理の知識と技術をわかりやすく紹介します。
山登りには、さまざまなリスクが潜んでいます。
滑落・転倒・道迷い…登山コースの難易度にかかわらず、常に危険を予測しておくことが、遭難防止の第一歩です。
本書では登山におけるリスクと危険回避、対応方法など、山登り初級者が必ず知っておきたい安全管理術をわかりやすく解説します。
▼登山におけるリスク(山に潜む危険、遭難の傾向、危ない時間帯・危ない登山者・危ない場所・登山届とは)
▼危険の予測と回避(道迷い、転倒・転落・滑落、天候悪化、体調悪化、落雷、有毒ガス、野生動物)
▼遭難時の対応(道迷いのリカバリ、崖・沢からの脱出、野生動物の回避、ビバーク法、搬送法、レスキュー訓練)
▼傷病の応急手当(持っておきたいキット、心肺蘇生、擦過傷、創傷、捻挫、骨折、高山病、熱中症、低体温症、凍傷、日焼け、虫さされ…etc)
▼救助の要請方法 (救助要請の判断基準、連絡方法、救助の流れ、費用、山岳保険と遭難の後始末)
▼付録・登山計画書
目次
1. 危険の予測
2. 回避と対処
3. ファーストエイド
4. 救助要請
5. 付録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
goro@80.7
30
お山は様々な危険がいっぱい。だからこそ用心だな~。次は救命講習を受けてみます。2017/02/16
のんタコス
11
小冊子で薄いので直ぐに読み終わる(でも字が小さい) 山登りを始めた頃に先輩から「自分の身は自分で守れ」と習った、山のルールや緊急時の知識は持っているつもりだったが改めて読んで勉強になった。 救命講習は受けているが、いざという時、冷静にあんなに強く心マが出来るだろうか? この本を借りて直ぐに友人が登山中に転んで防災ヘリのお世話になってしまった(汗) 幸い近くに救助隊の人がいたので迅速な対応で大事には至らなかったが、1人〜少人数登山で緊急事態に直面した時に命を守る知識は持っていないとダメだと痛感した。2018/09/25
たいよう
7
最近、仕事の都合でなかなか山登りが出来ないけれど、イメージトレーニングも兼ねて読了。あらためて登山は自己責任だと感じました。2018/01/28
まりこ
6
山登りに潜む危険とその対処法について、広くコンパクトにまとめられた一冊。自分の足で一歩ずつ登っていく、着地した足場が悪ければ自分が滑落することも考えられるし、誤って石を落として転がせば他の登山客に直撃することも。文字通り踏み出すその一歩が命取りになることを知る。「自分だけは大丈夫」はあり得ない。自分の身は自分で守る、周りに迷惑をかけることのないよう、必要な知識を蓄え、必要な装備を整え、準備を怠らず、体調を整え、万全の体制で臨むことが、山登りの最低限のマナーであり、責任ということをこの本から学んだ。2019/08/30
れい
6
トレッキングをはじめて時間が経つが、改めて自分の用意の不十分さに怖くなった。薄くてすぐに読みきれる。2015/05/28