中公新書ラクレ<br> 国際機関で見た 「世界のエリート」の正体

個数:1
紙書籍版価格
¥858
  • 電子書籍
  • Reader

中公新書ラクレ
国際機関で見た 「世界のエリート」の正体

  • 著者名:赤阪清隆【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 中央公論新社(2014/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121505026

ファイル: /

内容説明

理想に燃える人材か、矛盾だらけの「ひ弱な貴族」か――著者は4つもの主要国際機関で17年間にわたり活躍した稀有な日本人。潘基文国連事務総長を支えた体験などをもとに、グローバル人材の「表」と「裏」の顔を明かし、日本人が国際社会で闘うためのノウハウを伝授する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Taka

6
現在戦争中の祖国を持つ国際公務員はどんな気持かしら。世界でも指折りの引きこもり民族日本在住の私は国際公務員なんて進路考え付きもしなかった。人と人ではなく国と国。文化や背景が違う国々が一つにまとまるのは果たしてできるのか。していい事なのか。日本人はもっと前にグイグイ出るべきか。下品な人々とエリートの差は何か。結局段々便利な都市から離れたくなくなるのだという。世界を知る。使命を持つ。戦略。冷静。妥協案。まず相手を褒める。ネットワークを広げる。コミュ力磨く。どこへでも顔を出す。赤信号を渡っていいと判断する力2022/05/05

牛タン

3
内容:外務省入省後(経緯は不明だが)4つの国際機関で働いた著者が、国際機関の気質や文化を語る。 感想:国際機関の雰囲気はなんとなく伝わってきた。ただ著者はたぶんいきなり上の方から入って上の方で活躍していた人と言う感じで、明示的に言っているわけではないが、たぶん本書で語られるのも本部の上層部の話なんじゃないだろうか。2017/03/31

カモミール

2
国際公務員とは?が中心の内容。本部で、ノーマティブ(規律作成的)な仕事を経験した筆者談が、リアルで読みやすい。 4つの国際機関(WTOの前身であるガット。ジュネーブのWHO。パリのOECDで補佐官。パンギムン事務総長の元で国連広報。)で働き、(気候変動サミット)京都議定書会議にも携わった経験をもとにしている。 これから国連職員を目指す人に向けての、選考過程についても多くページを割いています。2020/02/04

lop

2
国連など国際機関で働く方法、働く内容が書かれてました。 以下に自国の人を送り込むかで国際的な影響力が出るのは納得。 こういうところでも外交下手を感じます。 外国人の個人主義についてはこの本が最も端的にわかりやすかったです。2018/01/07

蒼一朗

1
★★★★様々な国際機関を渡り歩いて得た知見を整理し、これから国際機関を目指す若者たちの背中を強くおしている一冊。シャンペン・ディベロップメントコンサルトの比喩のように、悪しき慣習面も含めて現場にいたから分かる情報が盛り沢山。2016/06/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8167752
  • ご注意事項