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内容説明
かつて国税調査官だった著者は、高度な会計知識を持たずに、的確に瞬時に決算書を読み解いていた!
「あまり勉強せずに会社の業績を読めるようにしたい…」「会社が公表する決算書に騙されたくない…」人向けに、瞬時で会社の数字の嘘を見抜く方法を伝授。
目次
第1章 税務署は“本当に儲かっている会社”だけを狙う(国税調査官の仕事は「儲かっている企業」を見つけること 国税調査官にはノルマがある! ほか)
第2章 国税調査官は会社のどこを見ているのか?(税務調査では何を見られるのか? 脱税とは何か? ほか)
第3章 決算書は平気で嘘をつく(決算書は必ず嘘をつく 企業の決算書のチェック体制はゆるゆる ほか)
第4章 一瞬で儲かっている会社を見破る方法(決算書は必ず「流れ」を見るべし 「売上」「利益」「販売管理費」だけで儲かっている企業を見抜く ほか)
第5章 あの会社はなぜ儲かっているのか?(あの会社の決算書を見てみよう 楽天は赤字なのに儲かっていた! ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろP
1
元国税調査官の著書。決算書は会社の経営姿勢を表す。70%の赤字企業には2種類あり、本当に赤字の会社とそうでない会社。30%の黒字企業も本当に黒字企業とそうでない会社。なるほど勉強になりました。私なりに順番を考えるなら、①本当でない赤字の会社。②本当に黒字の会社③本当に赤字の会社④本当でない黒字の会社の順番でありましょう。①は非上場、無借金。全て分配にまわせる会社。脱税の可能性②上場、配当と借入金の返済が必要な会社③所謂同族経営の会社。役員報酬が高い。脱税の可能性と本当に赤字の会社④黒字でないと売上が取れな2015/01/29
kyomi
0
税務調査の目的は追徴税のノルマ達成のため、って、それを言っちゃぁねぇ・・。粉飾はほっといて脱税する会社を素早く見極めるコツの繰り返し。薄っぺらで残念。12016/11/19
三上 直樹
0
決算を理解するという課題に向き合ったので、ずっと積読していたのを読了しましたが、具体的な内容ではなく、どういう形で粉飾しているのかを元国税の目から語ったに過ぎない自慢話にガッカリ。2016/06/01
GIGI
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決算書を税という観点から読み解くこの本。投資のヒントになります。かつて法人税を政府があげようとしたところ、当時のトヨタ自動車会長が物申して、むしろ減税されたあげく消費税が増税されたのも記憶に新しいですけど。税は取れるところから取る。政治家や役人は強いものに巻かれる。いいとか悪いではなく、相手の特質や業界の構造を理解した上で、自分にとっての最適解を導いていかないといけないなあ、と思いますね。そのためにも知識は大事。好悪の感情に振り回されずに、不利な状況でもクールに対処したいですね。2020/11/06
塩むすび
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投資に役立つ情報を求めて色々読み漁っている中で、タイトルだけ見て本書に辿り着いたけど、思ってたものと中身は結構違った。元国税調査官の視点から、粉飾や脱税に関して、こんな企業がこんなことやってましたよ~とか、こーゆー企業や業界はやりがちですよ~みたいな話が経験談と共に書いてあって、わかりすいしおもしろかったし、こんな感じの体験談っぽい話は臨場感あって読み応えあるな~って感じだった。 ただ、求めていたものとは違った笑2019/01/28