講談社ラノベ文庫<br> ハロー・ワールド ――Hello World――

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講談社ラノベ文庫
ハロー・ワールド ――Hello World――

  • 著者名:仙波ユウスケ【著】/ふゆの春秋【イラスト】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2014/06発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063753769

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内容説明

クリスマスイブの夜。アルバイトから帰った少年・池野朋生は、家の前にひとりの銀髪の少女が倒れているのを見つけた。麗奈と名乗った彼女を、なりゆきで朋生は家に住まわせることになる。世間知らずな麗奈だが、コンピュータに非常に詳しいなど、なにやら秘密を抱えている様子。だが数日後、麗奈の姉を名乗る少女が現れ、彼女を強引に連れ戻そうとして――。新人賞《大賞》受賞の鮮烈な新本格ボーイ・ミーツ・ガール開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

47
一人暮らしの高校生・朋生が、クリスマスイブのバイト帰りに、行き倒れの銀髪少女と出逢うお話。民間軍事企業の施設から逃げてきた、世間知らずな天才少女麗奈との拙いながらも微笑ましい生活。そして組織を裏切った麗奈の姉・純と三人で、「家族旅行」という名の思い出作りの逃避行。冬休みを舞台とした物語は、設定の斬新さこそなかったものの、それぞれの思いがうまく描写されていると思いました。終盤続巻を意識した布石だったのか、読後感的なものを意識したのか、若干都合のいいところもありましたが、続きが出たらまた読みたいと思います。 2014/05/02

まりも

31
講談社ラノベ文庫の受賞作ということでそこまで期待してなかったのですが思ってたよりも面白かったです。天才プログラマーの少女を匿うところから始まるボーイミーツガール作品。世間知らずな麗奈との暮らしや彼女の姉である純と3人で逃避行するシーンなど日常シーンは読んでいて微笑ましかったです。展開がご都合主義すぎる所、受賞作の1巻なのに続刊を意識した伏線張りなど残念な点もありましたがこのレーベルの作品としては非常に完成度高いと思います。イラストも良いし麗奈ちゃん可愛いし次巻も買う。2014/05/04

ナカショー

30
いい作品だった・・・・・・。最後のオチに泣けました。家族旅行という名の逃避行が姉の麗奈にこれまで出来なかった家族としての振る舞いをしようしているのが見て取れてほっこりしました。ほっこりしたからこそ、純が生きててくれてホントに良かったと思いました。2016/10/11

サキイカスルメ

24
好きです!クリスマスイブの夜に倒れていた麗奈と、それを見つけた朋生のボーイミーツガールなお話。パソコン操作以外は何も知らなくて、感情も気薄だった麗奈が朋生に心を開いていく前半が大好きです。麗奈が可愛くて仕方がない。中盤の逃避行旅行も、カメラを手に入れてはしゃぐ麗奈と妹と温泉に入りたい純がまるで普通の仲のいい姉妹のようになれていてほっこりしました。終盤がちょっと反則技に近いような感じだったのが……うん。ここだけは気になったかな。あとは、とても楽しめました。続きが楽しみです。2014/05/05

シュエパイ

23
世界の状況のすべてが姉妹に背を向けている環境の中で、絶対に逃げきれない逃避行を始めた3人のお話でした。逃げて見せるために、いったいどこまで計算だったのか、犠牲の許容値の内だったのか。この黒幕の子の突飛なはずれ具合が、物語にあまりでてこなかったのがちょと残念。2014/05/31

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