内容説明
紙書籍で累計130万部超の大人気時代小説シリーズ『妻は、くノ一』を愉しむための著者公式読本。2014年5月下旬にはドラマ第二弾をBSで放送! 風野氏書下ろしの番外編収録のほか、本シリーズのプロトタイプ短編を再録!
目次
巻頭特別企画 市川染五郎さんインタビュー―『妻は、くノ一』と彦馬の魅力
第1章 『妻は、くノ一』の舞台をめぐる(『妻は、くノ一』シリーズとは? 栩原楽人とめぐる妻恋町散歩 彦馬の通勤ルートとその他の江戸名所 ほか)
第2章 『妻は、くノ一』の物語を楽しむ(書き下ろし短編「したたかで、やさしくて」 著者特別インタビュー1 『妻は、くノ一』誕生秘話 幻の原作短編「妻は、くノ一」 ほか)
第3章 『妻は、くノ一』を彩る人々(『妻は、くノ一』主な登場人物 お庭番の世界 織江&雅江の手裏剣技 ほか)
特別付録 『妻は、くノ一』&『姫は、三十一』全巻解説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口
26
「妻は、くノ一」公式読本。私は見ていませんがドラマにもなったそうで、彦馬役の市川染五郎さんのインタビューや、舞台になった場所の紹介(江戸での案内役がドラマでのオリジナルキャラクターってのが残念)、著者インタビュー、主な登場人物の紹介、手裏剣の技の解説等で、出版の時期から見てドラマのPR本の様な感じですが、書き下ろしの短編とシリーズの10年程前に書かれた短編・志乃と弥一郎の「妻は、くノ一」の2話が面白かったのと、書中に登場した松浦静山の「甲子夜話」の話が興味深かった。面白いシリーズ本でした。2022/09/21
あかんべ
7
この様な本が出せるって、ドラマ化のせいだろうがあまり好きな手段ではない。どうせ出すならスピンオフな作品。もう姫は三十一でやっているが、一冊まるごと静山の話とか、お庭番の話とかにしてもらいたかった。2014/07/01
大阪のきんちゃん2
6
人気シリーズ「妻は、・・・」の解説・街歩きガイド・読者サービス本。 NHKでやったドラマはとても良かった。 小説はラノベに近いが時代物ファンの裾野を広げる傑作だったと思います。 瀧本美織さんがホントに適役でした。 手元に置いて楽しみたい本です。2018/07/23
こまt
4
著者特別インタビューの中に織江とお蝶のガールズトークについて書いてある。現代っぽい時代小説を書きたかったというのを読んで、『妻はくノ一』や『姫は三十一』が「これ江戸時代だよね」と思わずにいられない理由だったのねと理解した。何か納得。このシリーズが好きな人に読んで欲しいな。2014/05/07
犀門
2
No.071★★★★☆好きなシリーズなので興味深く読んだ。この作品の裏にある著者の思いなど、実に興味深い。そして、未読の巻が2冊あることが発覚し、早速手配。危ない危ない。2022/09/19