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内容説明
スティーブ・ジョブズとジャック・ドーシー、デジタル世界の巨人たちも日本の「ワビサビ」に傾倒していた。デジタルをいちばん享受できるのは、時間があって、人生経験を積んだ「大人」たち。SNSで趣味の輪を広げ、音楽でも写真でもアートでも、デジタルを使い倒して、生活を楽しもう。リタイア世代の地域デビューの技術書。(講談社現代新書)
目次
第1章 SNSの光と闇
第2章 個人情報筒抜け時代を生き抜く
第3章 XPでも大丈夫!?
第4章 スマホがなくても大丈夫
第5章 「デジタル・ワビサビ」への道
第6章 「大人の文化」を取り戻す
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
89
若干今の時代からすると古いのですが、デジタル時代での大人といっても50代以上の方を対象にしているのでしょうが、その年代の人の人生の愉しみ方を書いておられます。年寄りになるとどうしても最近のデジタルがらみのものを経営ンする傾向になるのですが、この本を読むともう少しその技術などを利用しなさいと背を押されるような気がしました。2019/11/07
ちくわん
8
2014年4月の本。1~4章は、「デジタル時代のよもやま話」として予想外に面白く読んだ。しか~し、肝心の5~6章の「デジタル・ワビサビ」は、私には??。「大人の文化」や、遊び心が私には乏しいのだろう。やはり「デジタル・ワサビ」だ。2019/10/10
ゆう
2
目新しくはない。期待よりワビサビの掘り下げが浅かったので。主論はデジタル・SNSはツールであること。カメラやOSの話は割としっかり書かれてあり、テクノロジーに飲まれるな、理解することを放棄するなということだろう。響いたのは今の若者はSNSがくれる横のつながりに満足し、小さなコミュニティで何か動いている感に終息しがち(みんなでボランティアにいきませんか?いいね!)ってとこ。デジタル時代こそ、自分の生き方・野望をアナログに抱えて生きることが重要。現代活きるのは1人でも突っ走り光を放てる魂。2018/09/12
OHモリ
2
●勝手にデシカメで撮るワビサビの本だと思って借りた図書館本だけどそういう本ではなかった。デジタルストレスやSNSの危険性を知ったうえできゃつらを大人の仕方で活用して(酒は呑んでも呑まれるなみたいな)、ワビサビの境地にはいれるんではないかというコンセプトの著作。 ○スティーブ・ジョブス「いちばん大切なことは、魂や直感を信じること。自分がいちばんやりたいことは魂が知っている。それ以外のことは二の次だ」「ハングリーであり続けろ、アホであり続けろ」 ○「魂はアナログ、手段はデジタル」ってのをもっと知りたかった。2016/02/18
poefan
2
この著者の本はいつもいいタイミングで出る「目からうろこが落ちる」本だ。今回は第3章「XPでも大丈夫」がさすがの内容。2014/06/03