ディスカヴァー・レボリューションズ<br> 独裁力 ビジネスパーソンのための権力学入門

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ディスカヴァー・レボリューションズ
独裁力 ビジネスパーソンのための権力学入門

  • ISBN:9784799314777

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内容説明

反権力主義の罠にはまったまま、この変化とグローバルの時代に立ち後れ、衰退していくのか?
権力亡者の戦略にはまり、組織もろとも破滅の道をたどるのか?

組織を率いて正しい意思決定を行い、実行し、結果を出していくために、
リーダーもフォロワーもすべてが知っておくべき「権力」の科学。

前グーグル日本法人名誉会長 村上憲郎氏絶賛!
「今の日本企業とリーダーに最も欠けているものを見事に指摘してくれた」

(以下、目次より)
第一章 内なる敵を知る 独裁力を阻むイデオロギー
第二章 権力基盤を構築する
第三章 動員力を高める
第四章 権力ゲームで失敗しないための裏ワザ
第五章 日本企業の生き残り策

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

68
『独裁力』 なんとも凄みのあるタイトルだが、内容は組織を率いて意思決定し、実行して結果を出すために必要な力として独裁力を紹介。 "リーダー力=コンセプト力+独裁力"という式が成り立つのだそう。 読み始めから違和感があったのだが、どうも、独裁力とはある程度の権力を持ちあわせている人がそれを如何に使うか、如何に引き出すか、如何に強くするかが書かれているのであって、どうしたら権力が得られるかは書かれていないからだ。権力を持ってなくて、それが欲しい人は、他書を読むべきだろう。私もなのだが・・・2018/11/09

香菜子(かなこ・Kanako)

33
独裁力 ビジネスパーソンのための権力学入門。木谷哲夫先生の著書。権力や独裁力がなければ組織の中で本当に自分が目指すべきことを実現することは難しい。権力や独裁力という言葉はどことなく乱暴な負のイメージがあるけれど、権力や独裁力に対して正面から向き合うことでしか得られないものもある。仕事に関係なくても、家庭も学校のクラスも部活動やサークル活動もある種の組織だから、同じような考え方が応用できると思う。 2019/08/13

Kentaro

28
企業は自己革新を常に続けないと競争相手に勝てない中でも、日本企業は独裁者ではなく、よい人を社長に担ぎ上げる。それでは、社内で変革の独裁力に欠ける人材しか育たないため、長期的には淘汰される。独裁のメリットを活かして環境変化に対応しないと勝てないと認識し、組織の生き残りのために積極的に独裁力を活用すべきである。それを最大化するのが、権力エンジニアリングである。その要諦は、できるだけ正しい権力者を権力の座に据え、最大限に力を発揮できる基盤を整え、社員全員を動員させ、権力者を結果で判断する全体像を実行することだ。2019/06/17

Willie the Wildcat

25
意思決定と実行。善悪の”独裁”。日々築いた結果得た能力の1つと解釈。1人相撲ではなく、集合体からの支持・支援は必須。持ちつ持たれつの構造故の権力リテラシー。反権力イデオロギーは、対極の事例。権力のジレンマは、ビジネスに限らず生存本能でもある気がする。結果、現代の”変化”を最大限活かすのは個々人の”独裁”能力。一方、「独裁」や「権力」という単語が否定的に捉われる響きが悲しき現実。使い方を誤ると諸刃の刃となりうるかもしれない。2014/08/10

てつJapan

17
【良かった】2024年刊。図書館本。中盤あたりまで我慢して読むと面白くなってきます。独裁力+動員力の大切さ、3つのコア支持層とそれぞれへの接し方が勉強になりました。2023/05/13

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