たそがれたかこ(1)

個数:1
紙書籍版価格
¥638
  • 電子書籍
  • Reader

たそがれたかこ(1)

  • 著者名:入江喜和【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2014/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063769647

ファイル: /

内容説明

たかこは、母と暮らすバツイチ45歳。深川から自転車で新大橋を渡り、社員食堂のパートに通う。とくに大きな原因はない。逆にすべてが原因でイヤになっているのだろうか――。このところ、夜にやられて隅田川のほとりで一人、酒を飲む。ところが、だれもいないと思ったそこで、声をかけてきた男がいて――!? ふんばりざかりをふんばる人に、届けたい物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

86
題名からしてインパクトがある。45歳で離婚の経験者片岡たかこさんが主人公。彼女はアパートの大家をしている母親と暮らしている。地味な女性で恋愛とは無縁。生活も淡々したものだが、どういうわけか読んでいると心に染み入る内容だった。1章で、たかこさんがビールを飲みながら、川辺で歌を口ずさむ場面などは本当にぐっとくるものがある。哀愁と可笑しさと切なさの絶妙のブレンド ! 後半の方で自分よりもかなり年下のシンガーにときめいて、彼女の生活に張りが出てくるのは微笑ましい。たかこさんに幸あれ!2017/12/14

ワニニ

42
確か新聞評で知り、読みたい登録していた。機会あり、kindleにて1巻読了。身につまされる感あり、痛いほど共感する部分もあり。凄いなぁ。がしかし、読むと惨めな気持ちにもなる。45才で、あそこまでくたびれているのは…、読むに耐えない。続きがとても気になるが、マンガにはもう少し違うものも求めてしまい、2巻以降保留。2017/06/18

ちゃりんこママ

32
40代後半、女としては黄昏…って、主人公たかこさん、まだ45歳ではありませんか!! 身の置き場が無いコミュ障中高年女性の心情が、とってもとっても共感できる。2016/03/28

さなごん

28
お友達のレビューを読んで読みたくなりました。主人公とおないどしの現在。45歳の疲れ加減はわかる。私もコミュ障気味なのでわかる、と思いつつ、ここまでではないんじゃない?とかわかるような違うようなそんな複雑な気分。でもときめく気持ちは、わかるな!私ももっていたいよ2015/10/17

こばまり

28
設定、キャラクター共に胸に迫るものがあり、読みたいような、居たたまれないようなモジモジした塩梅に。主人公の今後が気になり出したので、これは“わしづかまれた”ということでしょうか。2014/12/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8004294
  • ご注意事項