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内容説明
デキる大人に必須のスマートな日本語講座。
昨年、日本がサッカーW杯出場を決めた深夜、渋谷に集まり大騒ぎをする若者達を相手に軽妙洒脱な話術で1人の逮捕者もけが人も出さずに収めたDJポリスが話題を呼びました。それまでの紋切り口調ではなく、ときにユーモアを交えながらの話し方が大群衆の心を捉えたのが成功の要因です。
ビジネスシーンでも一般生活においても、同じ内容を伝えるのに言い方一つで相手の気持ちはガラリと変わります。
例えば、理不尽なクレーム電話がかかってきた場合でも、こちらの言葉遣い一つで相手の怒りを治めることもできますし、その逆に火に油を注ぐ結果にもなりかねません。
本書は1.お願い編 2.言い訳編 3.リアクション編 4.挨拶・お詫び編 5.感謝・ねぎらい編 と分類分けし、どんな場面でもうまく応用できるように簡潔にまとめました。また、日頃、何気なく使っている「人をイラッとさせてしまう言葉」をスマートな言い回しに変える一覧表なども多用。
若い世代から中高年世代まで幅広い層に役立つ1冊になるはずです。
目次
第1章 うまく頼み事をするにはコツがある
第2章 言い訳も言葉次第で変わります
第3章 リアクションに困ったら
第4章 お詫びも挨拶も言い方一つでガラリと変わる
第5章 心をくすぐるほめ言葉に気づかい術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mari
20
会話中に「あっ、たしかここはもっとスマートな言い方があったはず」とか「こんな時、どう返したらよかったっけ」と思うことが多々ある。ここに書かれている基本的なことが自然と表現できればなぁ。意識して使っていこう!2015/01/13
くろすけ
20
ことばは生き物。自分の感覚では、今日の一般的なビジネスの現場で、敬語の誤用に対して「非礼」と不快を感じる層はもはや少数派なのではないだろうか。間違いはお互い様、意味が伝わればOKという層が広がっているように感じる。著者もそういった時代の流れに沿ったことばの変化を柔らかく受け止めつつ、ワンランクアップのスマートな言い回しを紹介している。時代が変わりつつあるとはいえ我々世代としては「その年で知らないのは恥ずかしい」という部分でまだまだ気が抜けないことば遣い。「様式」が果たす潤滑油の役割を再認識させられた。2015/01/02
ヨータン
16
社会人歴、大人歴結構長いんだけど、使ったことがない言い回しがたくさんあり、勉強になりました。たまにこういう本で見直すのも大切だなと思いました。2015/03/30
りの
13
ビジネスでの言い回しがメインで日常生活はほんの僅か。前書きに「一読してひとつかふたつ、気になるものを拾ってもらえれば十分」とある。ビジネスでは取次ぐ相手が不在の場合の電話対応、日常では葬儀・お見舞いを覚えておこうと思った。2015/01/31
しましまこ
10
作家買い。フツーのビジネス書でした。イヤイヤこんな見え透いた事言えませんわっ!って「言い回し」もあり。(笑)2015/10/04