内容説明
日本史を知るのに大事なのは"歴史の流れの本質"をつかむこと。教科書のような気取った難しい言葉ではなく、時に笑わせ、時に真剣に考えさせてくれる'石黒節'にどっぷり浸かって日本を再発見してください。
目次
旧石器時代
縄文時代
弥生時代
大和・飛鳥時代
奈良時代
平安時代
鎌倉時代
南北朝時代
室町時代
安土・桃山時代
江戸時代
明治時代
大正時代
昭和時代(戦前)
昭和時代(戦後)
平成時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
a19
8
タイトル通り、日本の歴史を流れで把握できる本。どの時代にもまんべんなく解説があり、ざっくり日本史を復習するのに最適かな。カラーでもあるので、重要なところはすでにアンダーラインがひいてあるし、赤い文字になっている。途中に疑問が浮かびそうなところや入試の罠の部分にはイラストの女の子が著者に質問してくれている。著者は予備校講師でわかりやすい解説だ。平易な言葉も意識して使っているのではなかろうか。中高生の勉強に、大人の歴史再発見に役立つだろう。流れで見たので歴史はまさに繰り返していることを再認識した。2014/09/22
machi
5
こうしてざっと見ると今も昔も、誰を仲間に引き込むかとか、都合悪い奴をいかに潰すかみたいな駆け引きばっかりやってるんだなぁ〜と。会話で進む割に、説明的でちょっと面白味に欠けたかな…とりあえず流れをつかみたい人向け。2018/01/31
ねね
4
本当に歴史苦手だったけど流れがざっくり、わかってよかった!最近の政治のこととか自分なりに考えたいと思って読み始めた本(*^^*)当たり前だけど今も長い歴史の中の一部にしか過ぎないんだなぁと実感。全部覚えようとしすぎてやたら時間がかかっちゃった!いったことなかったけど次の選挙はいこう!!2017/10/04
稲
2
年下の歴女と日本史の教科書について話していて、やや咬み合わないところがあったため、本書で現在の日本史について確認した。 「いい国つくろう鎌倉幕府」ではなくなったとは聞いていたが、他にもかなり細かい情報が盛り込まれていた。しかし、それらは大きな流れを掴みやすくする情報であり、歴史の連続性を理解しやすくなっていた。 本書は特に無駄をそいだ構成になっており、シンプルに本質を把握できる。 私にとっては、日本史は天皇サーガとして見ると非常に面白く理解できると考えており、本書も天皇の動きを記しているため、気に入った。2015/12/12
ひよこ
0
ざっくり物語的に理解2020/08/15