角川書店単行本<br> 10年後躍進する会社潰れる会社

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角川書店単行本
10年後躍進する会社潰れる会社

  • 著者名:鈴木貴博
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • KADOKAWA(2014/02発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041106655

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内容説明

自動車業界、銀行業界など、今話題の業界の10年後を、人気企業コンサルタントであり、ベストセラー『戦略思考トレーニング』の著者が予測する。確実に分かる未来を知ることで、私達がどうすべきかがわかる一冊。

目次

第1章 2024年・自動車業界の勢力図はどう変わるか?―トヨタ・日産は繁栄するか、それとも市場の片隅に追いやられるか
第2章 2024年・テレビ業界激変で消滅するものは何か?―業界を滅ぼすモノはすでに家庭内に入り込んでいる
第3章 2024年のエネルギー業界の意外な敗者―電力・エネルギー業界を待ち受ける運命
第4章 2024年の外食産業における勝ち残る条件―「死の谷」の宿命をかかえた業界プレイヤーの未来
第5章 2024年の銀行業界へのしっぺ返し―巨大銀行に未来はあるのだろうか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

40
当然といえば当然なことかもしれない。だけど気がつかない。事象が現れてから気がついたのでは、もう遅い。そのスピードはどんどん早まる傾向にある◆確実に起こる技術革新は、旧来の技術が強みのリーダー企業を破壊する。破壊的イノベーションの脅威が現実化されるまでは35~50年かかる。種から商品化までが15年かかるが、この際最初の製品を見た業界人は小馬鹿にするが、そのあとの10年で既存の製品を圧倒する力をつける。そこからは何も手を打たない既存のメーカーは次々に淘汰される。◆自動車業界では電気自動車、自動操縦車がそれだ2018/09/20

Kensuke Kita

2
「確実に起こりうる技術革新」×「シナリオ構築力」で、2024年頃何が業界インパクトを与えているか。自動車、テレビ、外食、銀行業界などがスコープ。例えば、テレビ。勝負の軸足が、「画質」から、「ネット連動」と「消費者行動(オフライン)の把握」に置かれ、『広告主の欲しい情報を吸い上げられる』プラットフォームを構築できたハードメーカが生き残る。これは、既存のテレビ局と広告主の関係性を破壊する。裏にあるのは、「ビックデータ解析」。ユーザ、メーカ、メディア、広告主この4者の関係性でテレビ業界を読み解くと興味深い。2014/05/15

アウトバック

2
筆者は経営コンサルタントとして大企業を担当してきただけあって、各テーマは詳細に渡っており説得力があります。特に冒頭の「自動車業界」と次章の「テレビ業界」を興味深く読みました。自動車業界の10年後が本当にこうなったら...凄いパラダイムシフトが起きると思う。逆に言えば時代の目撃者としてそれを観ることができるのは、稀有な体験と言えるかもしれないな。2014/03/02

鈴木 栄一

0
10年だったら確実に読めることは結構あるんですね。それを元にどこまでシナリオを予測できるかって本当に大事な能力ですね。こうした能力はみんなに必要なのに普通の人は鍛えるチャンスに恵まれないので、やはりコンサルタントってすごいと思いました。膨大なシナリオ予測を繰り返して、こうした世界観を自分の内側に構築しているんですね。その上で、不確実な未来に対して何らかを決断する経営という仕事はもっと大変だと思いました。経営者自身がそこにどの程度の覚悟をもってやっているかは個人差があるんだと思いますが。2014/12/31

レーモン

0
イノベーションのサイクルが正しいかどうかは分かりませんが、本当にあるとすればとても面白い本だと思いました。自動車やエネルギー関係、ITに関しても先を知っていれば、今からやれることはいくらでもあるからです。市場の動きは大事な情報の一つですから。2014/04/30

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