講談社ラノベ文庫<br> 終わりのセラフ3 一瀬グレン、16歳の破滅

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講談社ラノベ文庫
終わりのセラフ3 一瀬グレン、16歳の破滅

  • ISBN:9784063753547

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内容説明

「あのね、今年のクリスマスにね、一度世界が滅ぶの」破滅が確約された、吸血鬼に支配される前の世界──。クズを演じていたグレンの実力がついにバレてしまい、周囲の人間の態度が激変する。一見平和な学園生活。仲間との友情。幼なじみとの恋。従者からの信頼。本家・柊に認められたことによって向けられる羨望の眼差し。しかしそれらに果たして意味があるのか?鏡貴也×山本ヤマトが描く大人気学園呪術ファンタジー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

52
実力がついにバレて強制的に暮人の部下になったことから周囲の人間の態度が激変したことに戸惑うグレンが、深夜とともに百夜教との接触を決断する第三弾。直面した吸血鬼という存在、鬼呪装備のこと、そしてシノアの再登場とテンポの早い展開が続きましたけど、ままならない二人の関係に暮人が提案したような可能性が残っていたら良かったんですけどね...全てを諦めて鬼となりつつある真昼と、全てを諦めきれないがゆえに鬼になろうとするグレンの逢瀬がとても切なかったです。絶望しか感じられない状況がどうなっていくのか、次巻が楽しみです。2015/10/18

どんぶり

40
ひえーこの巻で一気に全てがガラリと変わったというか始まったというか。暮人の真昼に踊らされてる感が面白かった。クールで出来るやつで全く隙のないやつだったのに、そんな彼も真昼になら振り回されてしまうんですね。グレンも普段は落ち着き放ってて冷静さの塊みたいなやつなんですが、徐々に仲間を思いやり、心を開いていく姿が顕著に現れ始めて微笑ましかったです。深夜とは是非仲良くなっていいコンビとして駆け抜けて欲しい!深夜みたいな飄々として掴み所の無い(けど裏になにか隠し持っているような)キャラが好きです。(続→)2014/05/11

まりも

38
美十と真昼回。破滅が近づき物語もどんどん加速してきましたね。この物語の結末は確定しているだけに彼らの平穏な日常シーンが輝いて見えるしその後にある絶望的な展開が際立つように見えます。遂に戦闘が本格化し状況はどんどん悪化しているけどこれすらもまだ始まりに過ぎないんですよね。真昼と肉体的な繋がりがあってもそれが意味をなさない辺りがこの作品らしい。シノアや阿修羅丸、優の名前だけが出たりと漫画版との繋がりも見えてきたけどこれからどうなるのか次巻も楽しみです。2014/11/20

giant★killing

29
うわーこりゃ容赦ない展開だなぁ…。内容は前巻で≪鬼呪≫の毒が体内に混じってしまったグレンは果たして自分に五士や美十、深夜を殺せるだろうかと思い悩む…。そんな中、≪百夜教≫、そして柊真昼が世界を破滅に導くべく動きだし…。グレンはどんどん甘ちゃんになってきてますね^ ^。口は悪いですが仲間や真昼を何としても救おうとする姿勢をみるに本当に優しい男だなぁとしみじみ…。それはグレンの強さであり、そして致命的な「弱さ」でもあるのですが^^;。さて襲われた仲間たちをグレンは助けることが出来るのか?次巻を読まなきゃ。2014/12/10

クロウ

29
完全に事後です本当にありがとうございました。本格的にやばいことになってきた。後半は一気に話が動き、緊張感マックス。真昼やグレン、暮人など、多くのキャラが葛藤している様子が、非常に細かく描写されていていいね。仲間を見捨てきれないグレン、人間と鬼の間で揺れる真昼。ついに人間を捨てる覚悟を決めて、だんだん漫画版グレンに近づいてきたな。真昼、従者2人、美十と、グレンに思いを寄せる女子たちが可愛すぎるんだよなぁ。ガオー。2014/08/31

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