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内容説明
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日常の世界の理は、ニュートン力学や万有引力などのさまざまな物理理論で説明できる。ところがミクロな世界の現象は、量子論という複雑怪奇で込みいった理論でないと説明できない。そこで本書では、量子論の理解が一段ずつ深まった順に一歩一歩解説していく。
目次
第1章 量子論以前のミクロな世界―古典論の描像
第2章 ミクロな世界は非常識!―古典論の破綻
第3章 ミクロな世界は跳び跳びだ!―量子論の夜明け
第4章 ミクロな世界は2つの顔をもつ―波と粒子の二重性
第5章 2つあった正しい道―量子力学の完成
第6章 ミクロな世界は不確定で確率的!―新しい考え
第7章 身の周りは量子だらけ!?―量子論が支える現代文明
第8章 対称な世界―素粒子物理学の発展
第9章 時空と世界の理―量子論の将来
第10章 量子論的には月はそこにあるのか?―量子論のパラドックス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オザマチ
14
緩いけど、扱っている内容は幅広い。ひも理論や量子真空はいつか深く理解したいところ。2017/07/14
白義
10
マンガのゆるさと文章解説のかっちりした加減がギャップがある。量子力学入門系のマンガは基本的に可愛い女の子の活用を他の分野より多くする、オタクの量子力学ファンが多いことを見越したマーケティングがなされていることが多いが本書も例外ではなく、とてもゆるいノリで三人の女の子が量子力学のいろんな話題で漫才する、その横で結構しっかりした文章が載っている、の図解入門ノリをオーソドックスに守っている。内容は他の量子力学入門書と比べて特別これは、と驚くようなものがなく、マンガも良くも悪くも熱のない本文を邪魔しないスタイルだ2020/12/18
なおじん
5
☆4 量子の世界に深く入り込むことで、物事の真理が見えてきそうな感じがしました。(あくまでも、感じがしました笑)2017/04/08
Aminadab
3
定期的にこういう本を読んで解らないなりに頭をアップデートするようにしている。前回読んだのは講談社現代晋書の『はじめての超ひも理論』(2005)だが、あまり変わっていないみたいだ。見開き一頁で一項目、左頁が文章、右頁がマンガ、というよりも図解やグラフに萌え絵のイラストを添えたものなので、「マンガでわかる」は誇大表示。比較的長い第一章で古典論の宇宙観をおさらいしてあるのがいい。最後はEPRパラドックスまで行く。2017/01/16
コウヘイ
1
文章では分かりにくいことをマンガで表現しているので分かりやすかった。量子力学を学び直した後にもう一度読もうと思う。2017/08/27