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内容説明
戦数万人以上が日夜ぶつかり合い、有史以来他に例がないほど戦略が高度化した戦国時代の合戦。なかでも時代の雌雄を決した名勝負22戦を、戦局ごとの詳細な陣形図で実体験する初の試み。
目次
第1章 城を巡る名勝負(月山富田城の戦い(第2次)―安芸の謀神、出雲の鉄壁の城砦に挑む
七尾城の戦い―軍神も苦戦した難攻不落の要塞
鳥取の飢え殺し―秀吉得意の攻城戦が地獄を招く ほか)
第2章 大逆転・乾坤一擲の名勝負(河越夜戦―関東の趨勢を決定する攻防戦 厳島の戦い―戦国随一の智将が挑んだ大博奕 桶狭間の戦い―若き信長、一世一代の大勝負 ほか)
第3章 雌雄を決した名勝負(川中島の戦い(第4次)―啄木鳥戦法は成功か、それとも?
姉川の戦い―数々の豪傑が本領発揮した激戦
三方ヶ原の戦い―精強武田軍、徳川軍を軽く一蹴 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maito/まいと
18
戦国時代の有名合戦をコンパクトにまとめた1冊。小和田先生監修だけあって、丁寧な解説でおおよその前後の過程がわかるようになっており、大きなヒネリはないものの、合戦は全国の合戦の中からオーソドックスな選定、かつハズレのない説が採用されている。玄人には物足りない内容ではあるが、この本の合戦を頭に入れておけば、この時代の流れがわかってくる。戦国時代は合戦が歴史の分岐点。だからこそ、戦国時代への入り口としてはもってこいだ。2014/01/15
金吾
17
有名な戦いを上手くまとめています。図は全体像は良かったですが、細部はわかりにくかったです。ただ文章のみでもわかりやすく書いていますので困りません。2023/10/26