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内容説明
現在も人気のある教員。いざ挑戦するとなるといくつもの困難が。マニアックなご当地問題が出る筆記、熱血漢が敬遠される面接、演技力勝負の場面指導、切り抜ける裏技とは。教員免許を取るべき教科は？就活との両立は可能？といった「損得勘定」の観点で聖職のタブーに挑む。
目次
第１章 だから親は教員を勧める
第２章 教員志望学生の泣き笑い―教員養成の現代大学事情
第３章 教員採用試験の常識
第４章 失敗したら最後の教育実習
第５章 教員採用試験のカラクリ
第６章 教員採用試験の裏技
第７章 教育現場は多様化している？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
河織吾郷
13
大学における人文社会科学や教員養成の学部・大学院の規模縮小や統廃合の流れがある。特に、教員養成系学部の中でも教員免許取得を卒業要件としない「ゼロ免課程」がその槍玉にあがっていると本書でも言及されており、自分の母校はどうかと覗いてみたら案の定、次年度から募集停止される課程があった。その中の一つの課程を調べると、設立が平成11年で最終卒業学年が平成30年度なので、およそ齢20年の歴史で幕を閉じる運命なのだが、国家百年の計が聞いて呆れる結果だ。スクラップアンドビルド精神に教育を重ねる愚行としか云いようが無い。2015/08/20
sleep@芒羊會
9
大学にて、恩師の研究室でこれを読んでいたら「何これ(笑)」と言われた一冊。(^_^;)個人的には、第2章まとめの「『何のために行くんだ』とか言わないように(3回目)」に吹いた(笑)。2014/04/29
anco
7
教員採用試験の仕組みや受験事情などについて細かく書かれていました。下世話な内容も書かれていましたが、面接試験における評価観点、NG回答、場面指導での大切なことなどが書かれていました。2015/07/10
鳥義賊
5
教員養成系学部卒なので「あるある」という感じで読めた。『（情報公開が無くて）20年は書けなかった』と書いているが、団塊世代がいなくなる今は採用枠が増えて、当時よりだいぶ合格し易くなっていると思う。当時はコネ組が「一次さえ受かれば」なんて良く言ってたけど、今は基準がだいぶクリアになっているみたいですね。2014/05/28
蕭白
5
興味がある世界のことなので、思わず衝動買いしました。ためになる部分もあるし、そうでない部分もあるのかなぁ。2014/02/01
