日本の論点

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader

日本の論点

  • 著者名:大前研一
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • プレジデント社(2013/10発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784833420624
  • NDC分類:304

ファイル: /

内容説明

ビジネスマンは“最低”このレベルの知識を持ちなさい!
消費税、憲法改正、TPP農業問題……、
ニュースをインテリジェンスで捉える。


──本書で取り上げている論点は、私にとって目新しいものではない。
時代とともに新たな証拠が積みあがってきて、論点が補強されるために、
ときに新鮮に映ることがあるのかもしれない。(「まえがき」より)

ビジネス誌『PRESIDENT』好評連載、時代を捉える金言満載の『日本のカラクリ』を1冊に。
消費税、原発、憲法……、時代に通底する問題点を
日本一のコンサルタント、『企業参謀』の大前研一がわかりやすく解説。
ジャック・アタリ、三浦雄一郎との特別対談を収録。


【目次】
《特別対談1》ジャック・アタリvs大前研一 ~「日本病」克服の唯一のカギとは?~

■01:ケインズ以降のマクロ経済理論はもはや通用しない
■02:今、世界で本当に隆盛を極めている「クオリティ国家10」を見てこい
■03:アベノミクスよりすごい景気対策がある
■04:下請けなのに、なぜ台湾企業は強いのか?
■05:新しい「日本のお家芸」を探せ!
■06:世界滞在型旅行業は自動車産業より市場規模が大きい
■07:「ヒット商品」が出ない本当の理由
■08:なぜ、日本人はかくも覇気がなくなったのか?
■09:「TPP農業問題」を解決するただ一つの道
■10:うなぎ上りに膨れ上がる国民医療費
■11:憲法96条は占領軍の最悪の置き土産
■12:「都構想」「道州制」が世界マネーを呼ぶ
■13:「日本版一国二制度」の始まり
■14:日本の地方分権はずっと足踏みしてきた
■15:橋下徹大阪市長を嫌いな人は、なぜ嫌いなのか?
■16:これが本物の「官僚改革」だ
■17:すべて腹芸と裏ワザで行われてきた外交交渉
■18:福島第一原発事故の本当の原因
■19:日本の被曝恐怖症は、なぜこんなにも偏っているのか?
■20:知らないと危ない!「世界の宗教」の歩き方

《特別対談2》三浦雄一郎vs大前研一 ~80歳でエベレスト登頂、偉業の裏側~

目次

「日本病」克服の唯一のカギとは?―あえぐ日本の今と明日を徹底討論(ジャック・アタリVS大前研一)
ケインズ以降のマクロ経済理論はもはや通用しない―小さな楽しいアイデアをたくさん積み重ねて国民心理を盛り上げろ
今、世界で本当に隆盛を極めている「クオリティ国家10」を見てこい―スイス、デンマーク、フィンランド、シガポール等々
アベノミクスよりすごい景気対策がある―「お金を使ったら人生は豊かになるし、子供や孫からも感謝される」という方向へ
下請けなのに、なぜ台湾企業は強いのか?―中国語、英語、日本語の三カ国語を操り世界のマーケットに通じている
新しい「日本のお家芸」を探せ!―アメリカと同じパターンで、日本も構造的な貿易赤字国になる可能性は非常に高い
世界の滞在型旅行業は自動車産業より市場規模が大きい―違和感だらけの「一泊二食付き」から脱却し、「滞在する」発想を持て
「ヒット商品」が出ない本当の理由―今、一番まともな生活をしているのは高校時代に成績が悪かったタイプ
なぜ日本人は、かくも覇気がなくなったのか?―諸悪の根源は「競争させない教育」にある
「TPP農業問題」を解決するただ一つの道―日本の企業や若い世代は、世界の農業最適地に飛び出せ〔ほか〕