内容説明
独特の語り口調で、今も多くの人々の悩みに答え続ける水無昭善師。師が一行者として、一仏教者として、自らの経験を通し、仏教が私たちに何を教えているのか、そして人生とは何かを語る。単なる「悩み相談本」ではない、「生きた」仏教入門書である。
目次
第1章 生きる知恵とこの世のこと(ひとつのことをやりとげるには犠牲や踏み台が必要なのかも… 成功者の陰には年輩の知恵と、母なる大地とのおつきあいがある ほか)
第2章 あの世とご供養のこと(閻魔さまに交渉したり、あの世に迷いこんだり… 亡くなった方とのおつきあいはこの世でのおつきあいと同じよ ほか)
第3章 お坊さんと行者のこと(お坊さんというのは、はたして世の中の役に立っているのかしら? 被災地で心ないふるまいをしたご同輩もいたらしいのよ ほか)
第4章 神さまと仏さまのこと(龍神さまを大感激させたおばあちゃんがいらっしゃるの 神さまと仏さまは明治になるまで同じ場所で祀られていたのよ ほか)
第5章 わたしが選ぶ「聖なることば」(愛のことば 希望のことば ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
31
笑っていいとも!などでの出演もあるオネエ僧侶と言われてる水無さん。何度かテレビでは拝見。私には耳の痛いご説法が。もちろん先祖供養や神棚に手を合わせるなどやってきたことはありますが、如何せんこの頃サボリ気味なことも、指摘されるとズキンと来ます。巻末に聖なる言葉として、沢山の方々の言葉があり、とても心に残りました。「今あなたが不運な状態であるなら、それはあなたがそうなるように仕向けた結果です。逆に、今あなたが幸運に恵まれているなら、それもあなたがそうなるように仕向けた結果です」ジョセフ・マーフィー牧師。2013/10/02
れい
10
【図書館】おねぇのお坊さんで有名な水無さん。霊感と神道と仏教がごっちゃミックスになっている気もしたけれど、わかりやすい言葉で伝えてくれるので、サクサクと読めます。宗派問わずでフリーでやっていかれるみたいで、あとがきからは、文筆業は今後かなりセーブしていかれるのかな、と読めました。2015/07/08
かまち
1
生きるために生きる。 後半の名言集が良かった。 2014/11/19
rubbersoul
0
「【人は自分が幸福であることを知らないから不幸なのである】ロシアの作家・ドストエフスキーのことばです。不幸は異常に意識しても、幸せを同じくらい意識する人はどれほどいるでしょう?あなたの幸せひとつひとつをいま、思い出してみましょう」2023/08/12
がみ
0
話し方はちょっと気持ち悪いですが、良い事言われています。後半の名言集は良かったです。2019/10/24