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内容説明
登山医学、山の健康に関する本はたくさんありますが、内容が難しいものが多いです。そんな中、本書は豊富な登山者向け講座、講演体験のある「お医者さんもしている山屋さん」と呼ばれる著者によるもので、とてもわかりやすい説明となっています。・登山は健康に良いか? ・ 登山で起こりやすい病気:高山病、熱中症、低体温症、凍傷、日焼け ・登山で注意する病気:高血圧症、心臓病、脳卒中、エコノミークラス症候群、糖尿病、低血糖発作、腹痛、腹満 ・ 捻挫、骨折、出血、靴ずれ、足指の爪下出血、足がつったら、膝の痛み、腰痛・ぎっくり腰、虫刺され、ハチ刺され、蛇にかまれたら、口と歯のケガ・休み方、歩き方 ・水の摂り方、食事の摂り方 ・登山のためのトレーニング:体力づくり、ストレッチ、運動の効能、森林浴
目次
第1章 登山で起こりやすい病気(高山病 熱中症 日焼け ほか)
第2章 登山で注意する内科的病気(心臓の病気 脳卒中 下肢静脈瘤・肺塞栓症 ほか)
第3章 登山のケガ(ねん挫・骨折・脱臼・打撲 すり傷、切り傷 靴ずれ・足のマメ ほか)
第4章 登山の実際―バテないために(登山前の注意 歩き方とストレッチ 水分の摂り方 ほか)
第5章 登山に効果的なトレーニング(登山のための体力づくり)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoru
1
捻挫や骨折、高山病や腰痛、靴擦れなどのありがちな疾病と手当てのしかた、さらには予防法が説明されている。フルカラーで写真付きなので見やすい。凍傷など、写真があると他人事ではない気持ちにさせられる。あとはやはり日頃の体力作りが大きいようなので、来月に向けて気が引き締まった。芍薬甘草湯の汎用性の高さに、購買欲を刺激される。2015/08/17
OHモリ
1
●著者は麻酔科の准教授。広く浅く的で情報不足だなぁと思って読み出したけど、読み終わってみると結局けっこう付箋が付いていました。 薬など・・・ 〇ビタミンE・当帰四逆加呉茱萸生姜湯(●本当に凍傷予防に有効なの?) 〇整腸剤(●ホントに効果あるの?) 〇正露丸(今も自衛隊が装備??) 〇ハッカ油(虫よけ、防虫スプレーは蚊用なのでブヨには効果が薄い) 〇クエン酸サプリ(1日5mgで足のつり予防効果?→●試す価値ありか?保険適応あり?) 低体温症の処置 〇体温34℃以下の場合、急な加温は避け、シュラフに入れて保温2015/02/05
Yoichi
0
何でこんなハイリスクな事やってるんだろうって時々思う俺はまだまだ!2017/04/21
ジャンズ
0
病気やケガがどうして起こるのかが分かり易く解説してあるので、処置や対応の方法がより深く理解できました。予防と対処方法、両方を理解して知っておくことがいざというときに役立つと思います。2014/07/13
ZED
0
カラーで見やすく、具体事例がありよかった。知っている発生した場所も書かれていて注意しなければと思った。あと写真の目線が生々しかった。2013/09/29