角川ホラー文庫<br> エス

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角川ホラー文庫
エス

  • 著者名:鈴木光司
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041008539

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内容説明

中年男の首吊り自殺の模様を中継した不気味な動画。その真偽の解析を依頼された安藤孝則は動画の中の男が少しずつ不気味に変化していることに気付くが……!? 「リング」にまつわる新たな恐怖が始まる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キムトモ

82
「らせん」後の回収話って様相。’貞子狩り’の一言に尽きるなぁ〜が感想…狩れるのは彼ですね…彼が再⁉️登場で…安藤家はお金持ちで…ループの彼は…とモヤモヤした演出でしたが、お話は悪くなかったです👍どちらかといえば好きな展開でしたが…貞子お嬢オリジナルの復活は無くてその世界観だけの継承が続くのかと思うとちょっと寂しい😔(ノ-_-)ノ~┻━┻貞子お嬢の登場はもはや望めないが…まぁ次はタイドへ2019/07/30

スカラベ

62
リングシリーズからの25年後を描く続編。貞子にはかなりはまったので、どうしても手が出てしまう。「らせん」、「リング」ときて「ループ」では世界観ががらりと変わりかなり戸惑った。今回もこの過去の物語をなぞりつつ、最後には「ループ」で明らかにされた、次元の違う見地からの解決に持っていくという無理矢理で強引な落とし方であり、ホラー色はかなり薄い。やはり「リング」でのピリピリと精神的に追い詰められるような怖さはもう味わうことはできないのか。とはいえ、貞子フリークの身としては、次の「タイド」も読まざるを得ないのです。2016/04/06

おかむー

50
映画『貞子3D』に乗っかかった小説化だと思って読んでみたら、意外にも旧リング三部作の真っ当な続編だった…でももう完全にホラーでなくてSFサスペンスだね、怖いところはまるでなし。旧三部作を読んでいれば、『ループ』のその後どうなったのかがわかるという楽しみがある反面、旧三部作を読んでない人にとっては「なんだこれ?」とワケわからないところばかりじゃなかろうか?『ループ』でこの世界の根本的な仕掛けが明らかになっている以上、驚くような要素も加えようがないしね。『もっとがんばりましょう』2014/07/24

NAO

26
最後ちょっとって感じはしましたが、タイドへの布石でしょう。次巻に期待します。2019/10/18

sin

23
怖くない!作中作にリングを取り込んで書かれているが、そのリングよりミステリー色を強く感じたせいか?主人公が前向きで迷いが感じられないせいか?あまりにも数々の事象が都合よくリンクされているせいか?解説っぽい文章が多いせいか?巻末の解説では「貞子を背負って帰ってきた」とあるが、貞子はメディアにまかせてもっと違うアプローチをしていただきたいと思った。2013/08/07

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