島研ノート 心の鍛え方

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島研ノート 心の鍛え方

  • 著者名:島朗【著】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 講談社(2015/03発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
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  • ISBN:9784062180559

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内容説明

著者は「島研」を主宰し、羽生善治、森内俊之、佐藤康光という三人の名棋士の成長を十代の時からつぶさに見守ってきた。トップクラスで戦い続ける三人の、長持ちする驚異的な技術と、それを支える精神構造の秘密を書ける人間は、著者を置いて他にはいないだろう。将棋ファンはもちろん、ビジネスマンにも参考になる「心の鍛え方」のヒントが満載である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Miyoshi Hirotaka

20
棋士は、勝敗の責任を一人で負うプレッシャーに生きている。野球での打率や防御率、サッカーでのアシストのように勝敗と別の記録はない。名人を頂点とするリーグ戦で順位、年齢、人数のルールが支配する。惜敗や圧勝に対する評価はない。厳しい勝負の世界で心の強さを作るには地道な努力を継続すること。一方、上達の過程に壁はつきもの。努力の成果が見えない時期が来る。そんな時は努力の絶対量に固執したり、精神論で頑張ったりするよりも練習に変化を与えること。また、本業以外にも本業並みの情熱を傾けることができる趣味をもつことも重要。2022/10/10

太田青磁

12
トップをずっと争える格ではないと私は自虐的なまでに立場をわきまえていた・鑑賞を楽しむファンにわかりやすく表現する・将棋は一人で学ぶ・分析を正確にするためには、反省は結構辛い作業になる・自分が悩んでいる部分は、案外人は悩んでいない・上達の過程では待つ力が根幹となる・弱めの集中を相手の手番でも継続している・選択肢が多く解答の出ない局面でどう凌ぐか・心がどうにも制御できない時、技術のカバーで少しでも確率を上げていく・将棋は手を殺し合うゲーム・協調性は棋士の世界には全く必要がない・プロを目指す第一条件は真面目さ2014/02/12

ヒダン

9
勝敗を全て自分一人で背負わないといけない残酷な世界に生きる棋士の心の持ち方について、羽生・佐藤・森内というトップ棋士を若い頃から「島研」という研究会で見てきた初代竜王島朗が語る。一言一言に重みを感じる名文で非常に面白いが、かなりタフな読み物だった。将棋界のエピソードが多く盛り込まれているが、エッセンスは勝負に関係することならどんなことにでも応用できると思う。そのうちまた再読するだろうなと読みながら思う本だった。2014/03/14

ライアン

7
伝説の島研(島朗、羽生善治。森内俊之、佐藤康光)のエピソードと「心のあり方」について書かれた本。「ベスト負けが明日をつくる」など興味深かった2013/11/24

ひろ☆

6
将棋研究会、島研の島九段の思っていること、考えていること。2013/07/29

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