角川ホラー文庫<br> ゴースタイズ・ゲート 「世界ノ壊シ方」事件

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角川ホラー文庫
ゴースタイズ・ゲート 「世界ノ壊シ方」事件

  • 著者名:中井拓志
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041006283

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内容説明

霊能少女・芙癸の脳機能データを鑑識に導入して捜査を行う、警察庁科警研心理三室。今回、心理三室の研究員・夕季が乗り出したのは、女子中学生が鏡を叩き割り、全身切り刻まれた状態で発見された事件。これと似た女子中学生の不審死は3ヶ月で3人目。さらに被害者たちの中学では、“ある儀式をすれば鏡の裏から「マチコさん」が現れて「世界の壊し方」を教えてくれる”との都市伝説が広まっていた──。霊能鑑識事件簿、待望の続刊!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じゅんぢ

19
前作と比べるとキャラに魅力が出てきて読みやすかった。ぜひ、次で五年前に何があったのか描いてほしい。2018/01/26

眠る山猫屋

9
シリーズとしての背骨がしっかりしてきた感じは作者の意図的なものなのだろうが、主人公たちの過去、メンバーの活躍など、すんなり読まされたなぁ。 脳科学を切り口に妖しい現象を読み解いてゆく様は、読み応え充分。それでも残ってしまう不気味なものの残滓に怯えちゃいます。どちらかといえば『顧みの人形』の方が好み。人形の来歴も怖いが、25年間幸せそうに見えた奥さんの裏側の人格の方が千倍は恐いわっ!2013/02/28

木冬

8
霊能力者の脳を機械で測定し分析し事件解決の糸口へとつなげる。やや強引なこじつけのような部分はありますが、物語として非科学的現象を前提とした科学的立証なので仕方のないのかなと。むしろ、それが魅力にも感じます。微妙な薄気味悪さを残しつつ、理屈をつけてねじ伏せようとする雰囲気が個人的に好き。小中学校では確かに、都市伝説とか流行った。脳科学的というか心理的に思い当たることがチラホラとあるので妙に納得。キャリア組なのに妙に阿呆な発言したり、脳科学に精通しているのに感情的だったりと人間性が強く感じられるのが良いです。2014/02/18

なつか

5
フキちゃんのシリーズ2作目。初めてのシリーズ物。毎回新作発売を首が伸びきるくらい待ってたけど、今回は早かったような。『世界ノ~』より『顧みの人形』の方が好き。あんなお人形家にいたら…2013/05/09

ChieHa

5
続き物2作目。すでに前作を忘れてしまっていたので読み返しつつの、新作読み。心霊現象的なものを脳科学で説明していくのがすごいなぁ、と。ただしあまりちゃんと理解はできていない私の脳みそ…(苦笑)中学生くらいの女子は「世界ノ壊シ方」に夢中になってしまいそうな年頃な感じ…。フキちゃんとユキ姉の関係も含めて、続きが楽しみ。2012/12/31

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