雪山放浪記

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雪山放浪記

  • 著者名:星野秀樹
  • 価格 ¥1,936(本体¥1,760)
  • 山と溪谷社(2014/03発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635044103

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内容説明

「僕はカメラマンを名乗っている。ただぶらぶらと山をうろついているわけではなく、一応写真も撮る」。 雑誌『山と渓谷』や『ワンダーフォーゲル』で活躍の山岳カメラマン・星野秀樹氏が雪山をめぐりめぐったコースガイド。 長年雪山を歩いてきた著者自身の雪山に対する考え方、歩き方が凝縮された一冊です。

目次

第1章 厳冬期放浪(ルポ・風雪を彷徨う南アルプス―南アルプス赤石岳~聖岳/蝙蝠尾根~塩見岳 ルポ・雪煙が招く「僕たちの山」へ―北アルプス西穂高岳西尾根 厳冬期の山 山行記録)
第2章 豪雪地方放浪(ルポ・豪雪が山を変える―巻機山前衛 金城山 豪雪地方の山 山行記録)
第3章 残雪期放浪(ルポ・うねる山稜「野武士」の頂―北アルプス僧ヶ岳~毛勝三山 ルポ・残雪が導く、自由な山旅―北アルプス内蔵助平~黒部別山~仙人山 残雪期の山 山行記録)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マリリン

35
雪山を放浪...表題には似つかわしくないが、しっかりしたプランニングが必要との言葉に納得。が、ラッセルしながら歩く姿からは放浪感が漂い山の魅力が伝わってくる写真も好み。TJARのコースの一部も登場。冬の富士山は絶景。ヒマラヤを目指した著者にとってはトレーニングの場だというが、憧れる。山は写真で見るものではなく登るもの。その場の空気に触れ自分の目で見た感動は深く記憶に残る。「豪雪が山を変える・巻機山」は懐かしい。学生時代のゴールデンウイークに残雪と強風の中登頂した時見た風景は、達成感と共に記憶に残っている。2021/02/18

yoneyama

6
写真、冬山と放浪に関するあれこれ、それからガイド記事の本。山渓や岳人に何年にも渡って書いた山行記録記事などのまとめ本のよう。雑誌の紹介記事という縛りのようでわりと知れたルートがほとんどだった。「山行記録」とあるけれどほぼガイド記事だった。もっと主観的なやつでもっと泥臭いルートの記録が読みたい。きっと、もっと面白い山行している人の気がする。体裁はきれいな本だ。僕もこんな本作ってみたいな。10冊くらい手刷りして山仲間に配りたい。でもここまで立派な写真は写真家でなくてはなかなか撮れません。2019/12/23

lopmomo

1
登山をしないのでガイドの部分はよくわからなかったが、美しい写真が多いので写真集をめくるような感覚で見た。幻想的な風景がたくさんあり、日本にこういう場所があるのかと初めて知った。2013/03/07

カミカミ王子

1
本の半分以上を占める写真達は、どれも雪山の美しさ、雄大さ、厳しさを映し出していて、圧倒的な自然の包容力を感じさせてくれます。私は登山をした事がないので、コラムに書かれていることはどれも新鮮に読むことができました。いつかこの本片手に雪山登山の計画を立てる日がくるといいなぁ2013/01/07

YSato

0
残雪期、白馬から朝日岳の縦走はやってみたい2015/05/06

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