めぐり逢い 新島八重回想記

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めぐり逢い 新島八重回想記

  • 著者名:鳥越碧【著】
  • 価格 ¥1,881(本体¥1,710)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062180658

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内容説明

天保14年、新島襄は上州安中藩江戸屋敷詰の祐筆の家に生まれる。尊皇攘夷運動の中、キリスト教精神に触れてアメリカへの密航を決意する。他方、八重は会津藩の砲術指南役の家に生まれる。藩主・松平容保が京都守護職に任ぜられ、鳥羽・伏見の戦いが勃発する。──単身渡米して西洋の精神を学ぼうとする襄。会津城で最後まで戦った八重。後にキリスト教精神の「良心」に基づく大学創設に結実するそれぞれの人生の軌跡とは!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タックン

39
来年の大河ドラマの主役の前島八重子のことを知りたくて借りた本。八重子の回想の形で八重子と前島襄の生涯をあっさり読みやすく淡々と書いてあったので大河のガイドブックとしてはお勧めかな。慶応大学を創設した福沢諭吉はあまりにも有名だけど、同志社を創設した前島襄の向学心や努力・熱意には頭が下がった。題名どおり2人のめぐり逢いのドラマ性が上手く描かれてます。もう少し八重子が会津のジャンヌダルクとか悪女とか言われてたとこが書いてあったらよかったけど回想録だからしょうがないか・・・。後は大河ドラマを観ようかな2012/12/21

ゆみねこ

38
大河ドラマもいよいよ京都編、たまたま図書館でこの本を手に出来た。新島襄のことは同志社の創立者ということくらいしか知識がなかったので、その高邁な精神と生涯に感動。八重も価値観の違いを乗り越え、襄の妻として生きることは大変な苦労だったのでしょうね。小説として書かれたものとしては、少し面白さに欠けたのが残念。淡々と事実を羅列したという風にしか印象が残らない。2013/08/27

Maru

5
登場人物とテレビのキャストをイメージしながら読んだのでわかりやすく一気読みしました。 新島八重さんの生き様、そして新島襄、歴史に翻弄されながらも自分のやるべきことをとことん貫いた人生が周りの人たちも動かし大きな大きなうねりとなって同志社大学を創設まで導いたすごさがわかったような気がしました。2013/01/17

kumiko

5
大河を見たいので予習のつもりで読みました。回想記だけあり淡々と出来事が語られているのでふたりが出会うまで、出会ってからどういう夫婦だったかなどを把握するにはいいかなと思います。ドラマ仕立てのストーリーを期待すると外れますが・・・。2012/12/04

星落秋風五丈原

5
大河ドラマを見る前に読んでおくといい本。規格外のヒロイン、八重と国を出てアメリカで学んだ新島譲の一生が途中まで別々に描かれる。それぞれ別の苦労をした二人が兄・覚馬の引き合わせで結ばれるが、本当の夫婦になるにはまだ時間がかかった…という話。2012/12/03

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