角川文庫<br> ダブル・イニシャル

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角川文庫
ダブル・イニシャル

  • 著者名:新津きよみ
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041002834

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内容説明

安藤亜衣里、木村京美、市川郁子。かつて米国で起きた「Wイニシャル殺人事件」の真似をするかのように、姓名のイニシャルが同じ女性が連続して殺害された。遺体には左半身に犯人による損傷が残される共通点があった。警視庁捜査一課の刑事・井垣俊は、彼女らが同じ結婚相談所に登録していた事実に辿り着く。婚活の果てに幸福を掴んだはずの女性を狙ったのは誰か。嫉妬にまみれた殺意の真相に迫る、サスペンス・ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優花 🍯モグモグ

59
多少、無理やり感があったけれど、2時間ドラマをやるにはピッタリな感じがします。堂本悠子の感の鋭さにビックリするしかありませんでした。2016/03/18

yumiDON

52
新津さん、初読みですがとても読みやすくあっという間に読み終わりました。イニシャルがゾロ目になる女性が狙われる一風変わった連続殺人事件。素人の悠子が警察よりも鋭い推理をしていて、すごい。個人的にはその路線なら、もっとサスペンス要素を強くしてもよかったかもしれない。免疫があったのか、そこまでゾワリとしなかったです。「クリーピー」のような雰囲気で書いたら、かなり怖くなりそうです。なんにせよ、他の作品も読んでみたい。2017/06/20

酔拳2

48
読んだことない作家さん発掘しようと読んでみたら、面白かったなあ。姓と名の頭文字がかぶる人ばかり殺害される連続殺人事件。さっぱり解決の糸口のない事件を追いかける。主人公の井垣俊がよかった。アナザーフェイスのテツとちょっとダブるね。もう1人の主人公の悠子もなかなか鋭い。そして最後はそうだったのかー!のオチ。最初のシーンがここでねぇ!と感心しました。新津センセ、他の話も読んでみたい。2016/12/22

mihya

45
読みやすかったけど、結末はちょっと微妙かなぁ。 私は選択制夫婦別姓を願っていたんだが、色々と不便があって入籍し、夫の姓になったクチ。おかげでWイニシャルになった。でもローマ字だけで、ひらがなはゾロ目ではないので狙わられることはない。大丈夫!2022/10/03

きっしぃ

45
新津さん、初読み。名前と名字が同じイニシャルかつ、同じひらがなで始まる既婚女性ばかりが狙われる連続殺人事件。設定は面白かったけど、色々無理があるかなぁ…。うまい具合に繋がりすぎでしょ…。帯に書いてある"背筋の凍るラスト!"ではなかったし、残念。2017/02/22

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