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内容説明
ものづくりの世界を熟知するふたりが探る再生の道。「こう考えなければ生き残れない!」大胆な投資で業績を伸ばす中韓、ものづくりに回帰しようとする米国、伸びない内需、厳しい状況変化の中で日本企業の生き残る道を探る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たー
17
簡単にまとめてしまうと、国内の同業他社ばかり見ず、自社の技術に驕らず、新興国含めたグローバルでの顧客目線でものづくりをせよ。といったところか。あとは韓国企業ができていない国の発展との両立をどうするかだな…2012/06/18
みくきのこ™
9
今や世界に名を知らしめたサムスン電子も、日本を見ながら進んでいった。かつての日本企業も、海外製品を夢見ながら開発を行っていった。衰退していく企業は現状維持を好む。今、日本企業に必要なのは変えていく勇気。技術を持っている日本がこのまま何もしなければ、それは優秀な下請け企業になってしまう。2014/08/11
Humbaba
5
企業の取るべき戦略というのは,常に一定であるというわけではない.特に昨今は時代の移り変わりが激しいので,常にアンテナを張っていなければ時代から取り残されてしまう.2012/11/20
Tom Zacky
5
おっしゃる通りだと思いまふ。 今後の日本はどうなることやら。 でも、悲観することなく、ごくごく一部がグローバルで活躍できる、組織体制が存在すること^^ てか、むしろマスメディアにもっと、海外ニュースを流して欲しいと思う。 スポーツ選手が海外ですばらしい活躍するニュースばかりじゃなく、日本の位置づけがどんだけ矮小な存在であるかということ。 ニュースまでガラってしまってるように思ふ。2012/07/16
naruo_homewood
5
日本企業、特に製造業の業績が低迷しているのは、決して不況や円高だけが原因ではない。過去の成功体験から脱却できず、自らの強みを活かして新たな製品開発、新たな市場を掘り起こそうという意欲が無いところにある。だから、強みを活かして新たな市場を掘り起こそう。・・・確かに、正しい意見だと思うけど、今の日本の大企業のシステムでは思うようにいかないのが実状では?もっと現実を打開する策の提案が欲しかったように思います。2012/05/15