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内容説明
離島の外れの小さな喫茶店で、今日もメイプルさんはお茶を淹れてます。新鋭が描く、切なくも温かい機械人形の少女を巡る物語、第1巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
東西
11
戦後復興に離島ややってきた主人公、機械人形の回収の密命を受け、見つけたメイプルとの不思議な生活をはじめる しかし、島では先の戦争で人殺しの道具として利用された人形への抵抗が強く…設定のわりにほんわかしていていい感じですね2013/11/19
もずく
10
機械人形のメイド、メイプルさんが健気に穏やかに、そしてめげずに人とかかわるストーリー。舞台がかつて機械人形に蹂躙され、肉親の命を奪われた人々の暮らす島なのでメイプルさん自身が哀しい目に遭うことも多く、読むと少しつらかったかも。「人形にも良し悪しがあるものさ。人間と同じようにね」良い言葉。何でも一括りにしてはいけない。メイプルさんと心を通わせる人々があたたかいように、島全体の人がそうなればいいな、と。メイプルさんや女の子はもちろん、子供から軍の青年たち、おじさんまで可愛らしく描かれていて私好みの絵柄でした。2012/06/19
奏都@感想補填中
5
表紙と紅茶ということに惹かれ(笑)購入。何処かの誰か(特定できず←)の絵柄にも似てるけども。メイプルさんがやたら可愛いというか癒し系で、読んでてなんだかあったかな気持ちになりました。 ただ、メイプルさんのようなメイド仕様の機械人形が出陣する戦争って一体…？と少し疑問に思ったり。メイプルさんに馴染んでいくのが、新しいものに目がなさそうな若者より、古くからの概念に囚われてそうな高齢層のが多いのも新鮮でした。2012/05/31
キリ
4
第一話『崖下の少女』 第二話『はじまりの夜』 第三話『涙とアップルパイ』 第四話『少年Kの注文』 第五話『ポンコツの灯台』を収録。設定は重い感じだけど、可愛い絵柄とほのぼのさがあっていいです。メイプルの笑顔と優しさに癒されます。クロさんの面倒見の良さもいいです。第三話の『涙とアップルパイ』が一番好きです。2015/12/12
半熟タマゴ＠コミック
4
メイプルさんは機械人形のメイドさん。戦争の時に兵器として使われていた機械人形の記憶が根強く残っていて住人達に冷たくされるのだけど、一切めげないし笑顔も絶やさない。そんなメイプルさんが可愛すぎるよ！ 癒されたい人におすすめ。2012/05/28
