蓮は泥の中で育ちながら、泥に染まらない

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蓮は泥の中で育ちながら、泥に染まらない

  • 著者名:北河原公敬【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2014/01発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062172103

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内容説明

人は心の持ち方で、仏にもなり悪魔にもなりえる。ただ黙々と働くことで、他人の利益になる。このような働きが人の心に宿ればいまよりずっと住みやすい世の中になるのです。千二百六十年の歴史に培われた奈良・東大寺北河原公敬別当の教えと智恵が、悩める現代人に必ず生きる力を与えます。

目次

第1章 奈良が育んだ日本の心(奈良の都と都市設計 大仏と国家プロジェクト ほか)
第2章 智恵をもつとはどういうことか(「宗教的」情操教育 長崎の事件に思うこと ほか)
第3章 いまの時代に必要な華厳の教え(心は身ではなく、身も心ではない 自分の心の働きを知る ほか)
第4章 尊ぶ心が開く未来(昨日があり今日があり明日がある 根をしっかり育てる ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シルク

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東大寺別当(住職)の有り難いお言葉の数々。不幸か、東日本大震災の後の執筆だったこともあり、東大寺建立に際し「同じ思いを持った人の集まりであり、その人達が持てるものを持ち寄って皆で支え合う仲間」という意味の「知識」をもって東日本の被災者や被災地を支えていく日本であって欲しいとの祈りが込められているように思う。古来日本人は勝つことではなく、支え合う仏教にて発展してきた国民。富や名声や権力を勝ち得ることよりも、周りの泥にあってそこから香しい花を咲かせる蓮のようで在りたい。2016/09/14

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