角川ソフィア文庫<br> 春秋左氏伝 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

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角川ソフィア文庫
春秋左氏伝 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

  • 著者名:安本博【著者】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • KADOKAWA(2014/08発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044072261

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内容説明

古代魯国史『春秋』の注釈書ながら、巧みな文章で人々を魅了し続けてきた『左氏伝』。「力のみで人を治めることはできない」「一端発した言葉に責任を持つ」など、生き方の指南本としても読める!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

27
裏表紙(かつ31頁)で、福沢諭吉も愛読した名注釈とのこと。解説によると、『春秋』には、孔子の理念と精神が込められていると考えた(17頁)。時代を批判し、ことの正邪を糺したのが『春秋』とのこと(18頁)。六夢とは、正夢、噩(がく)夢、思夢、寤(ご)夢、喜夢、懼(く)夢(137頁)。漱石も『左氏伝』の文章表現が取り上げられています。世界文学史の中で卓越したと位置づけられている。時代を超えて人の心を捉えてはなさない卓抜さが潜んでいる(198-9頁)。 2021/02/28

20
14年。宮城谷昌光『春秋名臣列伝』などを読んで左氏伝に来たのだが、抜粋だからというわけでもないのだろうがどうも面白さがわからない。中盤からは解説だけ流し読み。宮城谷先生に解説してもらいがてら小説を読むのが自分にはちょうどいいのかもしれない。三国時代の関羽が愛読し(当時まだ紙は高価だったろうから、どのような形だったのだろう)、呉を滅ぼした晋の杜預は注釈書を書き(「左伝癖」の逸話も残る)、福沢諭吉は十一度読み返したというし、何より著者の左氏伝を含む中国古典に対する愛を感じるので、また挑戦してみたいと思う。2023/12/22

フク

13
#読了 原文、書き下し文、解説の構成。 歴史書の注釈書だと思っていたが、道徳の教科書のようなエピソードが多い。 春秋の筆法の読み解きが面白難しかった。 〈言は身の文なり〉 kindle unlimited2023/04/26

qwer0987

5
歴史的背景や登場人物がわからない人ばかりで戸惑うのだが、政治的な話や人物の動きが簡潔に書かれていて興味深い。個人的には宋襄の仁の話が面白い。大義は大事かもしれないが多くの人間の命を預かる以上、上に立つ人間は時として個人的信条を捨てる必要があると思う。夏姫の話も面白いのだが、夏姫の心理がわからないし、夏徵舒が責められるのも気の毒な気がする。ともあれ人間たちのドラマを面白く読めた2020/04/18

soru228

4
古代の戦争文学。流石に論語とか菜根譚より読みづらいし、意図はわかりづらいんだけどそれでもどこか面白さがある。2019/01/04

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