幻冬舎文庫<br> 百万円と苦虫女

個数:1
紙書籍版価格
¥712
  • 電子書籍
  • Reader

幻冬舎文庫
百万円と苦虫女

  • 著者名:タナダユキ【著】
  • 価格 ¥677(本体¥616)
  • 幻冬舎(2012/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344418073

ファイル: /

内容説明

ひょんなことから前科ものになってしまった鈴子は、どこにいても所在がない。ならば所在そのものをなくしてみよう! そんなネガティブだかポジティブだかわからない発想から「百万円貯めては住処を転々とする」ことを決め、旅に出た鈴子。彼女を待ち受けているのは……。うまく生きられない女の子の、ほろ苦くも優しい気持ちになる恋の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らむり

42
これは面白かった!犯罪加害者となってしまった不器用な女子が、一期一会の旅をするお話。思わず吹き出しそうになる箇所多数。映画になってたとは知りませんでした^^; 後半は一転して恋愛風味。ありがちなラストじゃないとこも良かった。2014/05/06

coco夏ko10角

37
読むまでずっと百万円稼ぐ毎に、と勘違いしていた。鈴子の考え方、共感できる部分が。こういう生活いいなぁとも思う。ラスト、この物語の〆方として好き。2016/09/22

Walhalla

34
「百万円貯まるたびに住居を転々とする」。同名映画のノベライズだそうですね。私ですが、主人公の鈴子さんとは性別も年齢も異なりますが、共感できる部分がたくさんあり、 夢中になって読んでしまいました。桃園での暮らしのシーンがとても印象的でした。2019/08/01

モッタ

14
★★★★☆ うちの店長オススメ本。著者が映画監督だけあって、それぞれのキャラクターが面白い。とても小さなお話だが、人の純粋な心をみることができる。楽しく読めた。2012/05/03

11
鈴子の生活に憧れます。 自分のことを知っている人が一切いない場所で暮らしたいって、きっと思ったことがある人は少なくないと思うけどサラリと実行しちゃう鈴子は格好よいです。スーツケース一つで海から山から都市まで流れていく。羨ましい。ずっと好きな邦画だったけど、やっぱりこの蒼井優は至極格別です。透明感たるや、、。2017/09/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4613226
  • ご注意事項