内容説明
またたく間にクラス中の女子を虜にしてしまった大人びた転校生に惹かれる微妙な気持ちを描いた「懐く」、フーゾク嬢や主婦の性生活を取材するライターのあやうく揺れ動く心を描く「髄を吸う」、性別や年齢にとらわれない心地良い関係を描き出す表題作など、“性”を自然体でおおらかに表現した官能小説集。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
深沢商店
4
大道さんの小説に登場する女性は、もともとおおらかな人が多い印象だけど、そのおおらかさを目一杯フィーチャーしたらとってもエロい小説になりましたよ、みたいな感じでした。裏表紙には官能小説とずばり紹介されてましたが、大道さんならではの味わいが、ちゃんとあります。2015/03/17
みかりん
2
あんまり意味がわからなかった。申し訳ないけど、もう読まないな〜。2015/12/27
みづき
1
表紙とタイトルが可愛らしくて読み始めたが、獣姦など、全体的に生理的に受け付けない話ばかりで読むのが苦痛だった。2017/07/23
ゆっ
0
この作家さんはどんな作品もまっすぐだなー。どのページも開いておくのが躊躇っちゃう、どエロい小説(簡単に言えば)同性には薦めれるけど、男性にはあんまり読んで欲しくないって思っちゃった。【入院本・2】2014/06/16
たまねぎ
0
201-28:知り合いの女の子に勧められた本。「女の子」ってのがポイントで、まだ一冊しか読んでいないのだけど「女性の性欲に対して直球で書いている」って本。本当に直球で、読書慣れしてない人だと多分嫌悪感覚えるかも。読み様によってはただの官能小説に読まれても仕方がないのだけど。でも、この人「感情の表現」が上手な作家だと思う。ほかの作品は読んでないけど、その表現の対象が この本では性欲であるだけで。この作者のほかの本も読んでみたいと思う作家でした。2013/06/02