集英社文庫<br> 十津川警部 愛と祈りのJR身延線

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集英社文庫
十津川警部 愛と祈りのJR身延線

  • 著者名:西村京太郎【著】
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 集英社(2013/06発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087467734

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内容説明

探偵・橋本の叔母みさ子は、旅行会社の早田敬子の添乗で身延山参拝へ出発。だが予定日を過ぎても戻らず、橋本が問い合わせると、早田という社員はいなかった。さらに、早田とホテルにいた男が刺殺され……。男が残した16枚の名刺とみさ子の失踪は関連があるとみた十津川警部は身延山へ。遺族の切ない思いを叶える“ポストマン”の存在を知る。善意の人々を巧妙に欺く巨悪に挑む!旅情ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

125
この小説の最大の眼目は信美教団の「あの世へのポストマン」というシステムを許容できるか?という点にあると思いますが中々に微妙でかなり判断に迷う所ではありますね。100%の悪か?と問われれば必ずしもそうは思えず不幸な人々に善行を為している面も確かにありますし、金儲けという視点だけで物事を見ると本質を見誤ってしまうでしょうね。西村氏も十津川警部も弱者に対する憐憫の情を持たれていて賛否両論あろうかとは思いますがラストで死者を鞭打たず殺人者にさえも一抹の哀れみの心を抱かせる優しさには胸を打たれるものがありましたね。2018/02/10

さがみ

2
ポストマン 非常に考えせられた 現実にホームレスなどで苦しんでいる人はたくさんいる2022/12/27

タカシ

2
橋本にお金持ちの叔母いるとは初めて知りました。2012/02/19

yotti

1
この橋本さんの叔母は、何がしたかったんだろう? そんなにこの宗教のお手伝いがしたかったのなら、黙って行けば良かったのに。 人騒がせだな。2022/10/15

さくらもち

1
新興宗教って聞くと、とたんに怪しい団体みたいに聞こえるが 亡くなった人に伝えたい想いがある人と、人生に幸せなことが何もなくただ死を迎えようとしている人 どちらも救いたいという、純粋な気持ちで行動している人は確かにいたのだろう とても、後味が悪く、スッキリしないミステリーだった2022/03/09

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