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内容説明
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ボーイング、エアバスの2大旅客機メーカーが21世紀に初めて出した新型機が787とA380。両機はほぼ同時期に開発されたが、そのコンセプトは大きく異なる。787が燃費効率に優れた中型機なのに対し、A380は史上最大の超大型機。こうした基本的な方向性の違いから、製造に至る経緯、機体の性能まで、両機種を徹底分析。豊富な写真や図を用いて、わかりやすく解説した決定版。(ブルーバックス・2011年11月刊)
目次
第1章 787とA380の開発(大型ジェット旅客機略史 A380の製造 ほか)
第2章 787とA380の機体技術比較(胴体 主翼とその動翼 ほか)
第3章 ボーイングの新超大型機747‐8(747‐8の開発経緯 747‐8機体概要)
第4章 エアバスの新中型機A350XWB(A350XWBの開発経緯 A350XWBの機体概要)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
26
ANAが納入以降、様々なトラブルでついに欠航まで出してしまった787。二階建てで余りにも大きすぎるA380。どちらを購入するか、と聞かれると、かなり迷ってしまう感じです…。ボーイングは747で大きな機体を持っていたので、787ではどちらかというと燃費や経済性などに重きを置いたのかな、と思います。これからの時代、超大型機の需要がどれくらい見込めるのか疑問ですが、飛行機にはやはり夢があるな、と思います。2016/08/26
ゲオルギオ・ハーン
25
表題の2機種について解説した1冊。図解、構造説明(公表していないところは推測値)が充実しており、従来の機種からどのように発展したか革命的な機体なのかを書いているので技術史的な側面もあり、とても得した読後感があった。地味に燃料タンクの配置に思わず感動してしまい、「バランスの関係で分散するだろうとは思ったけど翼の中とは」と心の中で呟いてしまった。ボーイング787の開発話は現場を無視して計画をたてると大損失が出る典型的な例のように思いました。納期だけ先走るのは本当に良くない。2023/03/02
kaizen@名古屋de朝活読書会
15
#説明歌 アルミより複合材料約倍だ耐用年数補修方法 ボーイング747-8iは炭素繊維と新アルミ合金2017/12/17
calaf
7
最近の飛行機、主翼の先が上に反っているものが結構な割合であるのですが、やはりあれにも意味があったのですね。ブレンデッド・ウイングレットとか言うらしくて、幅を抑えつつ主翼の長さを大きくするのと同じ効果を出しているらしい...初めて見た時、どこかにぶつけて曲がってしまったのかと思っていました (ぉぃ! (^_^;;; )2012/02/28
文章で飯を食う
5
再読。787が、結局どうなるのか知りたいな。2014/07/06