小学館文庫<br> ALWAYS 三丁目の夕日’64

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小学館文庫
ALWAYS 三丁目の夕日’64

  • ISBN:9784094086638

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内容説明

舞台は東京五輪の昭和39年、あの感動再び!

オリンピックを前に活気に溢れる昭和39年の東京。夕日町三丁目には、今日も人情味あふれる人々の暮らしがあった。前作で芥川賞の最終候補にもなった小説家の茶川龍之介は、もうすぐ妻ヒロミとの間に新しい命を授かることになっていたし、店をビルディングにしようと奮闘する鈴木則文の経営する鈴木オートも確実に仕事を広げていた。そんなある日、少年誌の「冒険少年ブック」に小説『銀河少年ミノル』を連載していた茶川の前に、強力なライバルが出現する。同じ雑誌で『ヴィールス』という小説を連載する緑沼。茶川の作品をおしのけ人気が出てきた緑沼の作品のため、『銀河少年ミノル』は打ち切りの危機に。一方、5年前に集団就職で鈴木オートに就職してきた六子もすっかり大人になり、近所の医院で知り合った菊池先生と銀座でデート。しかし、菊池には怪しい影が付きまとい、よからぬ噂も六子の耳に入ってきて人知れず悩んでいた。今回も涙と笑いがいっぱい、シリーズ初の3Dで公開する映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」のノベライズ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むらKみ

96
毎回思いますが心温まる小説です。1作目から6年後。お馴染みの登場人物は相変わらず。(^^; さすがに小学生だった一平や淳之介も高校生。登場人物の心の描写が綺麗なんですよね。映画はまだ観ていませんがきっと泣けると思います。(;_;) これで完結なんでしょうか。また会いたい。そう思わせてくれる1冊でした。2013/05/21

チロル

12
家本初読。2012年に上映された映画のノベライズ本。久し振りに感動して涙しました。1964年、東京オリンピックが開催された頃の日本の原風景。戦後の日本、復興を喜ぶ そんな意味合いも込められていたようです。白黒テレビの、初登場したカラーテレビの、前には沢山の群衆がいて、同じ方向に向かって歓声を送っていた日々。人が人を想って、言葉を投げ掛ける…。沢山の名言も随所に見受けられて、素敵な作品でした。映画も好きだし、本作の主題歌「グッドラック」も素敵な曲♪だったなぁ…(^^) 夕日町の住人は、温かかった✨2021/04/08

Our Homeisland

10
泣けます。面白かったです。前二作のノベライズ版が良かったのでこれも読んでみました。この '64の映画、DVDはまだ観ていませんが、全二作はDVDで観てたっぷり泣きました。今回の湧井氏によるノベライズ版は、前二作の映画のキャラクターを忠実に登場させている点で、山本甲士による前二作のノベライズ版とは違っていたと思います。映画も良いですが、活字で読むことで頭の中で場面を構築する、想像力と創造力が刺激されて、別の楽しみ方ができます。このノベライズという創作はとても良いと思いますし、プロの手腕が試されると思います。2013/03/17

本読むねこ

5
頭の中で映画が見れました(*´∇`)泣きました(;_;)★★★★★2012/02/08

まえすとろ

3
大好きな山崎 貴監督映画のノベライズ。一応、今作でシリーズ完結らしいので映画を見る前の予習として読んでしまいました(というか、間違いなくそういう趣旨だよね)。でもまぁ、ストーリーが解っていても実際に画面観てまた大泣きしちゃうんだけれどね(笑)。というわけで映画を観てからじっくり感想は書くことにします♪(って、書いてんじゃん!)2011/11/17

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